今宵の一本 * すっきり系旨口「志太泉(しだいずみ)」
やっと雨が降って、来週も雨模様の一週間になりそうだし、梅雨っぽくなってきましたね。
雨降ると、外に出るのは嫌だけど、気温が涼しいのは嬉しい。
この時期にちゃんと降っといてもらわないと、夏に水不足になるのも困りますしね~。
そして、雨の日のお酒もまた、しっとりした雰囲気で良い。
今日はすっきり系旨口の日本酒をご紹介です!
志太泉(しだいずみ)純米吟醸 藤枝誉富士
今回、初めて飲んだ銘柄ですが、美味しいです!
すっきりしつつ、旨味もあって、食中酒にもってこいの一本。
志太泉酒造
静岡県藤枝市にある酒造さんの銘柄です。
静岡も良い日本酒の酒蔵多いですよね~。
お水が良いからかな。
志太泉酒造さんのHPにもありますが、「米は選んで買えても、水を買う事は現実的には難しい」とあります。
やっぱり、酒造りにはその土地の水質が重要なんですね。
志太泉酒造のウェブサイト
明治15年創業。
戦前は山梨県にワイナリーも持っていたようです。
しかし、戦中は米不足にて一時休業。
戦後に酒造りを再開したそうです。
名前の由来は、
酒の名前は地元の古くからの地名である「志太」にある「泉」のような酒という意味と「志」し 「太 」く 「泉」のように湧き立つ酒を造りたいという願いを込めて「志太泉」と命名したと伝えられています。
引用元:About us 志太泉の会社概要
すっきりしていて、キレのあるお酒です。
後味が本当に、スッと消えていく。
キレキレです!
ほどよい香りと酸味で、旨味もあり、食中酒に向いています。
旨味もあるけど、重くはなく、軽めな感じなので、お肉にもお魚にも合いそうですよ♪
最後にクッと刺激があるのが、また良いです。
辛口が好きだという人は、こういうお酒のことを指して言ってるのかもな~と思いました。
甘さも控えめだし、辛口好きだという方にもオススメの銘柄です♪
使われているお米は、地元静岡県藤枝市産の「誉富士」。
静岡県オリジナルの酒米です。
お相撲さんに同じ名前の方がいますねw
“酒米の王者”とも呼ばれる「山田錦」の人為的突然変異によって得られた品種だそうです。
高さが1mと倒れやすい「山田錦」に比べて、背丈は低く、たんぱく含有量が少ない!
たんぱく含有量が少ないと、雑味のないお酒が造りやすいそうです。
端麗ではなく、ふくよかで味のある酒になりやすく、醸造方法や酒造会社によって味の差を出しやすいとともに、新酒~貯蔵酒までに対応できるため、幅広く酒を醸造できるのが、特徴のお米なのだそう。
なるほど、確かにふくよかな米の旨味がしっかり感じられます。
そして、雑味の少ないクリアなキレイなお酒に仕上がっています。
フルーティな香り酒が好きな方にはちょっと向かないかもですが、辛口系や日本酒らしいものが好きな方にはオススメ!
お燗にしても美味しそうです。
今回は名古屋市千種区池下の辺りにある「秋貞商店」さんで購入しました。
www.akisada.jp
食事と合わせるのに良い日本酒が豊富にある感じの酒店でした。
お店の方がいろいろアドバイスをしてくれて、お酒を選ぶのも楽しかったです♪
次回は和食を作る時に、買いに行こうかなと思ってます!