ゆらゆら日本酒ライフ in 名古屋

日本酒についてあれやこれやを ゆらゆらと書いています。日本酒に合うおつまみや日本酒イベントも紹介してます。

今宵の一本 * まるで白ワイン「モダン 仙禽 無垢(せんきん むく)」

気温は下がったり、ちょっと上がったり、一応これは暖冬なのかな?
そんなに着こまなくても、まだ平気ですね。
冬の入り口をウロウロしてる感じ。
これから寒くなるんでしょうが、それも冬らしくてよし!

そろそろ熱燗の季節ではありますが、クリスマスなんかで華やかなこの時期には、キリッとした日本酒がよく合います!
その中でも、キリっとそして華やかな「モダン 仙禽(せんきん )」が私の推し酒。

モダン 仙禽 無垢(せんきん むく)

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「仙禽(せんきん)」とは神に仕える鳥 「鶴(つる)」のこと。
ラベルも鶴の姿を模しているそうです。
言われてみれば、翼を広げて鶴、舞ってますね~。

株式会社 せんきん

栃木県さくら市にある酒造さんです。
www.senkin.co.jp
十一代目 蔵元の薄井一樹さんは、ソムリエの資格を持ち、自身も学んだ「日本ソムリエスクール」で講師もされていたそうです。
日本酒の蔵元の家に生まれ、ワインのソムリエになるって、なかなか面白い経歴ですよね。

2008年に実家の蔵元に戻り、経営立て直しに着手。
日本酒としてはタブーとされてきた“甘酸っぱい味”の開発を決め、同時に、“安酒の仙禽”のイメージを塗り替えるためのブランド戦略も開始!

選んだのは“手間暇かけた昔ながらの酒造り”

2014年からは、同じ環境で育った原材料のみを使ってする酒造り「ドメーヌ化」を開始。
ただ地元産米を使うというだけでなく、その田を「蔵の地下水・仕込み水の水脈上にある田圃に限定」するというこだわりっぷり!

それは自然に逆らわず、土地の個性に身をゆだねること。
栃木県さくら市、この地でしか出逢えない
「風土」「水」「米」「蔵」のすべてが響鳴しあうとき。
ほかの何者でもない、唯一無二の個性が光りだす。
HPより引用:http://senkin.co.jp/

だからこそ出せる自然体の味わいなのですね~。

 

仙禽の銘柄は、4つのシリーズに分けられています。

  • NATURE 完全無添加の超自然派「古式生もと」ナチュール・シリーズ
  • modern 酸味と甘みのモダン・シリーズ
  • classic  古くて新しいクラシック・シリーズ
  • premium 上質を味わうプレミアム・シリーズ

今回チョイスしたのは、二番目のモダン・シリーズの「無垢」。

クリスマス時期にもなぜおすすめかというと、ワイングラスで飲むのがよく合う銘柄だと思うので。
白ワインのようなクリアで、すっきりしたテイスト、フルーティな爽やかさは、洋食向け!
かつ、無垢っていうのがなんとなく、「クリスマス=生誕日」にぴったりでは?と閃いたのです♪
年の始まり、お正月にも良いかも。


元ソムリエらしく、ラベルもワインっぽい感じ。
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シールがお米の形になってるのが、粋ですね。

裏ラベルには、ワイン用語を散りばめた説明文。
英文と仏文も書いてあって、世界を意識してますね〜。
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酒米山田錦(ドメーヌ・さくら山田錦)。
精米歩合は麹米40%、掛米50%。
無濾過原酒、瓶囲い瓶火入れ。

精米歩合を麹米と掛米と変えてるんですね~。
「瓶囲い」は、瓶詰め状態で貯蔵したもの、「瓶火入れ」は瓶詰め状態で火入れしたものです。

鴨肉ロースといただきました♪
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旨み、甘み、酸味ともにバランスが良く、クリアな口当たり。
香りは穏やかで、キレ良し!
わずかに微発泡感があり、口の中でフレッシュなジューシーさが溢れます。

ワイン酵母を使っているわけではないそうですが、実に上品な白ワインを思わせる造り、さすがです。

クセがないので、スルスルと入って、飲み過ぎに注意な一本です!
美味しいから、ついつい飲んじゃうんですよね〜。
今日も酔いどれだ〜。

モダン仙禽 無垢 29BY 無濾過原酒 瓶囲い瓶火入れ 720ml 【日本酒/栃木県/せんきん】【要冷蔵商品】

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