読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ゆらゆら日本酒ライフ in 名古屋

日本酒についてのあれやこれやを ゆらゆらと書いています

「蓬莱泉」蔵見学

若葉がすくすくと育って、新緑の眩しい季節になりましたね〜。
暑くもなく、寒くもないし、外に出かけたくなる気候ですよね。
散歩してても気持ち良いし♪

先週日曜日は、遠出して愛知県設楽町関谷醸造さんに行ってきました!
f:id:Tag-arch:20170425211641j:plain
関谷醸造株式会社 公式サイト

関谷醸造さんといえば、やっぱり「蓬莱泉」が有名ですね!
大きな瓶の看板がありましたw
f:id:Tag-arch:20170425211642j:plain
何升くらい入るんだろ〜。

今回初めて、名古屋の伏見にある居酒屋「一位」さん主催の蔵見学ツアーに参加させていただきました♪
「一位(いちい)」さんは、和食が中心の美味しい料理と、日本酒好きの大将が選んだ各地の地酒が楽しめるお店です。
とても良いお店なので、また別の記事で今度紹介したいと思います。

蓬莱泉ツアー2017 一位の会

午前10時出発で、名古屋からバスで移動だったのですが、バスの中では出発からビールや一升瓶が回ってくるw
朝から飲むわけですね〜。
後ろの方におつまみホタルイカいただきました♪
f:id:Tag-arch:20170425211644j:plain

そしてお弁当もバスの中でいただきました。
f:id:Tag-arch:20170425211643j:plain
お昼というよりは、もはや、おつまみ笑

ツアーの流れとしては、関谷醸造さんの「吟醸工房」でお買い物 → 道の駅で休憩・買物 → 「本社蔵」で蔵見学 → ホテル岡田屋で懇親会(宴会)。

蔵開きはいろいろ行ったけど、本格的な蔵見学は初めてだったので、とても勉強になりました!
しかもこんなに大きな蔵元さんで、最新の酒造りを見ることができて、面白かったです。

まずは、精米の工程。
f:id:Tag-arch:20170425211640j:plain
多くの酒蔵は、自分のところではなく、外部の業者さんで精米をしてもらうそうなのですが、さすが大手!
自社精米。
精米の機械も4つありました。

パネルで精米具合や重さ、時間などがわかるようになっています。
f:id:Tag-arch:20170425211910j:plain
テクノロジーの進歩、凄い!ハイテク!
精米歩合55%まで磨くのには、約30時間ほどかかるそうです。

ここから、白衣とキャップを装着して、よく手を洗浄、洗米室に。
f:id:Tag-arch:20170425223610j:plain
同じお米を使っても、浸水時間が短いとすっきりしたした味のお酒になり、長いと旨味のあるお酒になるそうです。
浸水する時間が長いと、米が柔らかくなり、水に溶け込みやすくなるためだそうです。
知らなんだ~、面白い~!

年によって、天候などの関係で、お米の硬さが変わったりするので、浸水する時間はその都度、微調整するそうです。
テクノロジーの技術が進んでも、人の勘や経験はやはり大事なのですね。

 

次は米麹の工程。
昔から「一麹・二酛・三造り」と、言われていて、美味しい酒造りの鍵を握っているのがこので、その出来映え次第で酒の質が左右される大事な工程です!
f:id:Tag-arch:20170425223611j:plain
こちらはもう発酵が終えて、冷まして乾燥させてる状態ですね。

お米は白く菌糸が張り巡らされ、甘い麹の香りが漂ってました。
f:id:Tag-arch:20170425223612j:plain

こちらは発酵中。
f:id:Tag-arch:20170425223613j:plain
温度と湿度の管理がとても重要で、機械制御されています。
最終的に室温は、40~42℃まで上げられるそうです。
人間にはかなり暑いですね。

そしてこの時、雑菌ができるだけ入らないように気を付けているそうです。
人間の体にも菌がたくさんついていて、それらがこの工程の時に入ってしまうと、臭みの原因になるそうです。
クリアなお酒を造るためのに余念がないですね~。

お次は、酒母造りの工程。
酒母(しゅぼ)酛(もと)とも言います。
こちらも、酒の発酵を左右する大事な工程のひとつ!
f:id:Tag-arch:20170425223615j:plain
酒造りの主役である酵母(こうぼ)を、ある程度の量まで培養する工程です。
関谷醸造さんでは、主に速醸法(そくじょうほう)と呼ばれる方法で、酒母を造っています。
5~6℃の室温で、約2週間かけてじっくり行われるそうです。

そして、その酒母に麹・蒸米・水を加えたものを醪(もろみ)と呼びます。
その醪を発酵させて搾ったものが、清酒になるわけです。
仕込みタンク。
f:id:Tag-arch:20170425223619j:plain

醪は25日から40日程度で出来上がります。
これは仕込んで一週間くらいの状態。
f:id:Tag-arch:20170425223621j:plain
泡々ですね~。
酵母による発酵が活発に行われています。

発酵が進んだ最後の方は、泡もほとんど消えていきます。
f:id:Tag-arch:20170425223623j:plain
酵母の栄養分である糖も減り、さらには酵母自身が出したアルコールによって、殺菌されて死んでいくんです。
自らの生命活動によって、命尽きるとは、なんという運命。。

そして、できた醪をしぼり、酒と酒粕に分けられます。
f:id:Tag-arch:20170425223624j:plain

その後、65℃で火入れ(熱処理)され、貯蔵タンクへ。
f:id:Tag-arch:20170425223625j:plain
期間は短いもので約半年、長いもので3年近くもの間貯蔵されるそうです。

火入れとか貯蔵については、以前も書きましたが、いろいろ違いがありますよ!
sake-life.hatenablog.com

いやいや、蔵見学、説明もたくさんしていただいて、貴重な体験となりました!
関谷酒造さん、ありがとうございました!

蔵見学後は、「ホテル 岡田屋」さんにて懇親会。
一位の大将からご挨拶。
f:id:Tag-arch:20170425223626j:plain
www.hotel-okadaya.jp
お料理美味しかったです♪
f:id:Tag-arch:20170425223627j:plain
関谷酒造さんの日本酒もたくさんいただきました!

そして、こちらはまだ桜が残っていて、花見酒もでき、ラッキーでした♪
f:id:Tag-arch:20170425223628j:plain

美味しいお酒とお料理をたらふくいただいて、蔵見学もでき、楽しいツアーでした!

蓬莱泉ツアーは、今年で最後!と言ってましたが、去年もそう言ってたみたいだから、来年も期待ですね♪