ゆらゆら日本酒ライフ in 名古屋

日本酒についてあれやこれやを ゆらゆらと書いています。日本酒に合うおつまみや日本酒イベントも紹介してます。

今宵の一本 * フルーティで華やか「小左衛門(こざえもん)」

今宵の日本酒は、2/12(日)の蔵開きに行ってきた、岐阜県瑞浪市にある「中島醸造さんのお酒です!

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もう、10日前か。。筆が遅くて、いかんぜよ。。

蔵開き当日は、地元のふれあい祭りと、同時開催なのもあって、とても賑わっていましたよ!

この日は、蔵の中を見学することはできませんでしたが、新酒をその場で生詰め販売をしてたり、いろんな種類のお酒を試飲できたりで、楽しめました♪

蔵見学自体は、土日祝以外の日に、予約制で受け付けているみたいです。

詳しくは、ホームページにてご確認ください。

http://www.kozaemon.jp/rest.php

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小左衛門 しぼりたて生原酒 中汲み 特別純米 

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特別純米ということですが、精米歩合55%ということで、吟醸でもおかしくないお酒です。

精米歩合60%以下であれば、吟醸を名乗れます。

この辺もまた、いずれ別に書こうと思います。

中島醸造株式会社

創業1702年。

300年以上続く、老舗蔵です。

www.kozaemon.jp

先週紹介した「大いばり」の若葉さんから、400mほどの離れた場所にあります。

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ご近所さんですが、お酒の味、タイプは全く違います!

お水なんかは、当然同じ水脈からだろうと思いますが、蔵の目指す方向性が違うんでしょうね~。

面白い。

 

若葉さんのお酒は、いぶし銀的な渋い感じで、しっかりした辛口。

こちらの中島醸造さんは、全体的にフルーティで、華やかな、やや甘口の印象を持ちました。

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お味の方は、、

コクがあり中濃、瑞々しくフレッシュ、微発砲感有り。

お米の香りと、吟醸香も感じて華やかな風味です。

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日本酒度「+2」、酸度「1.7」、酸も感じますが、甘め寄りに感じました。

飲み始めは、生原酒ということで、度数が高めで、クッとした刺激がきましたが、飲み進めていくと、それがなくなる不思議。

スルスルっといけてしまいます。

 

酒米「美山錦」

この酒米で醸したお酒は、スッキリと軽快な味わいとなるとされています。

主な産地は、長野県ですが、秋田、岩手、山形など、東北地方でも広く栽培されているそうです。

ラベルの表記には、「信濃」と冠がついているので、長野産でしょうね。

 

今回買ったこのお酒のほかにも、違う銘柄をいろいろ試飲しましたが、甘さが抑えられて、すっきりしたタイプや、酸味が立つものや、お酒の幅が広くて、驚きました。

同じ蔵でも、お米違いや、酵母違いなどで、違った風味のお酒になるわけですね~。

面白い!

その中からこの銘柄を選んだのは、旨みたっぷりで濃い目の味と、香り華やかでフルーティなところが気に入ったからです。

この日、同じく購入した「大いばり」と対照的な感じだったので、面白いなと思ったのもありますが。笑

 

蔵開きに行くと、その蔵の銘柄をいろいろ試飲できるだけじゃなくて、蔵の雰囲気とかも見ることができて、面白いです。

この蔵で作られているんだな~という実感があると、記憶にも深く残りますしね。

 

今週末は、常滑市「白老 澤田酒造」さんが、25(土)、26(日)に蔵開放イベントがあります。

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そちらは、去年行ったので、今年は、25(日)だけ開催の「神の井酒造」さんの蔵開きに行ってみたいと思います!

神の井【尾張名古屋 大高の地酒】

楽しみです♪