今宵の一本 * 穏やかな辛口「若葉 大いばり」
今宵の日本酒は、先週日曜に蔵開きに行ってきた、岐阜県瑞浪市にある蔵元、「若葉」のお酒です。
蔵開きは賑わってて、楽しかった〜!
ワイワイしながら飲むお酒は、美味しいですよね♪
今夜は一人で、まったりと家飲みですが 笑
大いばり 無濾過生原酒 特別本醸造(赤)
青い外枠の「青ラベル」と 呼ばれるものもあるそうです。
そちらは、「本醸造」ではなく、「純米」らしいです。
-3℃の冷蔵庫に保管され、たぶん来月出荷かと思います。(推測)
蔵開きの時は、(赤)しかなかったです。
「本醸造」だからかな?
ちなみに、「本醸造」とは、「醸造アルコール」が添加されているお酒です。
そちらは、また別記事にて、まとめようと思います!
若葉株式会社
若葉酒造は元禄年間創業、300余年続く老舗蔵。
かつてこの瑞浪市の辺りは、大萩・細久手と、二つの宿場があり、かなり賑わっていた地域。
酒蔵も多くあったようですが、今はほとんどがなくなってしまったそうです。
すぐ400mほどのところにも、中島醸造さんがありますが、瑞浪市には蔵元はその2軒のようです。
建物も、昔ながらの佇まいで、良い雰囲気でした。
ザ・酒蔵って感じで!
蔵元の社長さんは経営だけではなく、自ら杜氏としても酒造りをされています。
自分自身も、造る側に積極的に関わっていく!
個人的に、好きです。
そういうまっすぐ行動していく感じ。素敵。
蔵開きには、10種類くらいの銘柄があり、蔵の方が「燗しても美味しいよ」と言ってた「若葉 純米」と、かなり迷いました。
お燗が美味しい季節ですしね~。
さんざん迷った挙句、ジャケ買いしました 笑
金太郎がまさかりを振りかぶってて、「大いばり」のデカデカとした文字。
最高でしょう!このレトロ感。
そして、上下の付け足したような、英語。
最高でしょう!?
「JAPANESE REFINED SAKE」
REFINDED:上品な、洗練された、純化された、手の込んだ、といった意味があるようです。
アルコール度数:19度って表記ですが、酒蔵開きの時は、19.5度ってなってました。
その時、出されていたお酒の中で、一番度数が高かったです。
日本酒で19度超えるって、なかなかですよね。
酒米は「五百万石」
この酒米で醸しあげた酒は、スッキリとした淡麗で、キレの良い酒になるとされています。
原産地は新潟で、富山、石川、福井など、北陸を中心に生産高が高いそうです。
日本酒度は、「+8」
やや辛口に振ってる感じ。
日本酒度についても、また別でアップします!(予定)
やや、黄色い色味です。
お味は、、
ブログに載せるにあたり、他のブログや酒屋さんのを覗いてみたのですが、なんか感想がバラバラだな〜 笑
私の印象、感想ともちょっと違う。。
やはり感覚、味覚は人それぞれですね。
なので、自分の感じた味の印象、感想を書きますね。
最初の入りが、クッとくる。
本醸造だからか、19.5度という高い度数のせいか?
ピリッと感じて、辛口だなという印象です。
でも、舌の上で転がしてると、まったりとしてきて、米の甘味と旨みが広がってきます。
昔ながらの日本酒な渋い感じ。いぶし銀。
香りは控えめ。
バナナ?っぽくも思える、「セメダイン臭」(酢酸エチルからくるらしい)を感じました。
酸味は柔らかめ。
そのせいか、穏やかな辛口という印象ですね。
度数が高いのもあって、やや重でもありますね。
蔵の方には、冷やして飲むのがオススメって言われたけど、燗でも香りや味が開いて楽しめそうです。
ぬる燗とか、美味しそう♪
せっかくの生酒なのに、自ら火入れをする、贅沢なことになりますが。。
蔵元さん、作り手の方には、申し訳ないですが、飲む側の好みで楽しませてくださいませ!
もちろん、浴びたり、ぶちまけたりだとか、常識外の飲み方はしませんけどね!!
酒の一滴は、血の一滴
そのお酒に関わった、すべての方々に感謝し、大事にいただく心は、常に心がけましょう!
酒飲みならね♪
いささか酔って、熱くなりましたが、渋く美味しい穏やかな辛口、「大いばり」。
味もしっかりしているので、お味噌系のお量に合うかも。
本日は、「味噌漬けクリームチーズ」の余りといただきました!
美味しかったです。
中島醸造さんの「小左衛門」も買ったので、そちらの感想もまた近日載せます!
飲むの楽しみ♪