ゆらゆら日本酒ライフ in 名古屋

日本酒についてあれやこれやを ゆらゆらと書いています。日本酒に合うおつまみや日本酒イベントも紹介してます。

「蓬莱泉」蔵見学

若葉がすくすくと育って、新緑の眩しい季節になりましたね〜。
暑くもなく、寒くもないし、外に出かけたくなる気候ですよね。
散歩してても気持ち良いし♪

先週日曜日は、遠出して愛知県設楽町関谷醸造さんに行ってきました!
f:id:Tag-arch:20170425211641j:plain
関谷醸造株式会社 公式サイト

関谷醸造さんといえば、やっぱり「蓬莱泉」が有名ですね!
大きな瓶の看板がありましたw
f:id:Tag-arch:20170425211642j:plain
何升くらい入るんだろ〜。

今回初めて、名古屋の伏見にある居酒屋「一位」さん主催の蔵見学ツアーに参加させていただきました♪
「一位(いちい)」さんは、和食が中心の美味しい料理と、日本酒好きの大将が選んだ各地の地酒が楽しめるお店です。
とても良いお店なので、また別の記事で今度紹介したいと思います。

蓬莱泉ツアー2017 一位の会

午前10時出発で、名古屋からバスで移動だったのですが、バスの中では出発からビールや一升瓶が回ってくるw
朝から飲むわけですね〜。
後ろの方におつまみホタルイカいただきました♪
f:id:Tag-arch:20170425211644j:plain

そしてお弁当もバスの中でいただきました。
f:id:Tag-arch:20170425211643j:plain
お昼というよりは、もはや、おつまみ笑

ツアーの流れとしては、関谷醸造さんの「吟醸工房」でお買い物 → 道の駅で休憩・買物 → 「本社蔵」で蔵見学 → ホテル岡田屋で懇親会(宴会)。

蔵開きはいろいろ行ったけど、本格的な蔵見学は初めてだったので、とても勉強になりました!
しかもこんなに大きな蔵元さんで、最新の酒造りを見ることができて、面白かったです。

まずは、精米の工程。
f:id:Tag-arch:20170425211640j:plain
多くの酒蔵は、自分のところではなく、外部の業者さんで精米をしてもらうそうなのですが、さすが大手!
自社精米。
精米の機械も4つありました。

パネルで精米具合や重さ、時間などがわかるようになっています。
f:id:Tag-arch:20170425211910j:plain
テクノロジーの進歩、凄い!ハイテク!
精米歩合55%まで磨くのには、約30時間ほどかかるそうです。

ここから、白衣とキャップを装着して、よく手を洗浄、洗米室に。
f:id:Tag-arch:20170425223610j:plain
同じお米を使っても、浸水時間が短いとすっきりしたした味のお酒になり、長いと旨味のあるお酒になるそうです。
浸水する時間が長いと、米が柔らかくなり、水に溶け込みやすくなるためだそうです。
知らなんだ~、面白い~!

年によって、天候などの関係で、お米の硬さが変わったりするので、浸水する時間はその都度、微調整するそうです。
テクノロジーの技術が進んでも、人の勘や経験はやはり大事なのですね。

 

次は米麹の工程。
昔から「一麹・二酛・三造り」と、言われていて、美味しい酒造りの鍵を握っているのがこので、その出来映え次第で酒の質が左右される大事な工程です!
f:id:Tag-arch:20170425223611j:plain
こちらはもう発酵が終えて、冷まして乾燥させてる状態ですね。

お米は白く菌糸が張り巡らされ、甘い麹の香りが漂ってました。
f:id:Tag-arch:20170425223612j:plain

こちらは発酵中。
f:id:Tag-arch:20170425223613j:plain
温度と湿度の管理がとても重要で、機械制御されています。
最終的に室温は、40~42℃まで上げられるそうです。
人間にはかなり暑いですね。

そしてこの時、雑菌ができるだけ入らないように気を付けているそうです。
人間の体にも菌がたくさんついていて、それらがこの工程の時に入ってしまうと、臭みの原因になるそうです。
クリアなお酒を造るためのに余念がないですね~。

お次は、酒母造りの工程。
酒母(しゅぼ)酛(もと)とも言います。
こちらも、酒の発酵を左右する大事な工程のひとつ!
f:id:Tag-arch:20170425223615j:plain
酒造りの主役である酵母(こうぼ)を、ある程度の量まで培養する工程です。
関谷醸造さんでは、主に速醸法(そくじょうほう)と呼ばれる方法で、酒母を造っています。
5~6℃の室温で、約2週間かけてじっくり行われるそうです。

そして、その酒母に麹・蒸米・水を加えたものを醪(もろみ)と呼びます。
その醪を発酵させて搾ったものが、清酒になるわけです。
仕込みタンク。
f:id:Tag-arch:20170425223619j:plain

醪は25日から40日程度で出来上がります。
これは仕込んで一週間くらいの状態。
f:id:Tag-arch:20170425223621j:plain
泡々ですね~。
酵母による発酵が活発に行われています。

発酵が進んだ最後の方は、泡もほとんど消えていきます。
f:id:Tag-arch:20170425223623j:plain
酵母の栄養分である糖も減り、さらには酵母自身が出したアルコールによって、殺菌されて死んでいくんです。
自らの生命活動によって、命尽きるとは、なんという運命。。

そして、できた醪をしぼり、酒と酒粕に分けられます。
f:id:Tag-arch:20170425223624j:plain

その後、65℃で火入れ(熱処理)され、貯蔵タンクへ。
f:id:Tag-arch:20170425223625j:plain
期間は短いもので約半年、長いもので3年近くもの間貯蔵されるそうです。

火入れとか貯蔵については、以前も書きましたが、いろいろ違いがありますよ!
sake-life.hatenablog.com

いやいや、蔵見学、説明もたくさんしていただいて、貴重な体験となりました!
関谷酒造さん、ありがとうございました!

蔵見学後は、「ホテル 岡田屋」さんにて懇親会。
一位の大将からご挨拶。
f:id:Tag-arch:20170425223626j:plain
www.hotel-okadaya.jp
お料理美味しかったです♪
f:id:Tag-arch:20170425223627j:plain
関谷酒造さんの日本酒もたくさんいただきました!

そして、こちらはまだ桜が残っていて、花見酒もでき、ラッキーでした♪
f:id:Tag-arch:20170425223628j:plain

美味しいお酒とお料理をたらふくいただいて、蔵見学もでき、楽しいツアーでした!

蓬莱泉ツアーは、今年で最後!と言ってましたが、去年もそう言ってたみたいだから、来年も期待ですね♪

 



 


長誉祭り * 丸石醸造

このところ、気温も20度を超える日が続いて、日中はちょっと暑いくらいになってきましたね。
朝夜はまだ肌寒いけど、爽やかな良い気候♪
このくらいから、初夏の時期は過ごしやすくて好きな季節です。

先週末に石丸醸造さんの「長誉(ちょうよ)春祭り」に行ってきました!
長誉祭り - 創業元禄三年 丸石醸造株式会社
f:id:Tag-arch:20170419161021j:plain

丸石醸造

愛知県岡崎市にある酒蔵です。
創業元禄三年 丸石醸造株式会社

最寄駅は、名鉄東岡崎
名古屋駅から名鉄名古屋本線で一本です。
わかりやすくて、便利♪
快速特急や急行で、約30分。
駅から徒歩で、20分くらいかかります。

元禄三年(1690)、東海道五十三次、三十八番目の宿場町、岡崎宿にて創業。
岡崎といえば、徳川家康 生誕の地!
ちょうど今、大河ドラマ「女城主 直虎」で、阿部サダヲさんが家康を演じてますね。
今までの家康像とは、ずいぶん違うけど、コミカルで好きです♪
そして、八丁味噌も有名ですね〜。
名古屋メシにはかかせない八丁味噌も、ここ岡崎が発祥の地です。
名古屋文化の礎は、岡崎にあり!

ちなみにこの丸石醸造さん、徳川家康という銘柄のお酒も造っています!
ちょっと高級な感じの銘柄。
贈り物とかに良さそうですよ。

 

さて、この日は10時半頃に東岡崎駅に到着して、丸石醸造さんに着いたのは11時頃でした。
朝9時〜15時まで開催してるこの「長誉春祭り」。
しぼりたて「二兎」を目当てに行ったのですが、、
f:id:Tag-arch:20170419162050j:plain
すでに、ありませんでした〜。。

「二兎」は、特約店限定で販売される銘柄で、希少酒。
いつでも手に入るというようなお酒ではないので、楽しみにしていたんですけど、残念。。
午前中に行けば買えるだろ〜とか思ってた自分を叱りたい。。
聞けば、8時くらいからすでに並んでいる人たちもいたそうです。
二兎は一銘柄、一人一本ずつしか買えないのに、開催から2時間経たない内になくなるとは、恐るべし人気ですね。

ちなみに、一升瓶は残ってました。
重いし、一人で飲むにはちと多いので、諦めましたが。

その場で瓶詰めしてくれるお酒もありましたよ〜。
f:id:Tag-arch:20170419161013j:plain
生原酒でパンチのある濃い目の味のお酒でした。
買いました♪

入ってすぐの試飲と販売の会場、賑わっていました。
f:id:Tag-arch:20170419161017j:plain

その奥に進んでいくと、みたらし団子とどて煮が売ってました。
あとセルフで汲んで飲む、振る舞い樽酒♪
f:id:Tag-arch:20170419161015j:plain

一時間ほど滞在して、せっかく岡崎に来たんだしと、岡崎公園に行ってきました。
okazaki-kanko.jp
丸石醸造さんから、徒歩で30分くらいだったかな。
広く手入れされていて、大きな池もあって、とても感じの良いキレイな公園です。
岡崎城もありますよ!(入らなかったけど)

伊賀川沿いに咲き誇る春の桜は見事で「日本さくら名所100 選」にも選ばれているそうです。
この日はまだ桜がいささか残っていたので、先ほど買ったお酒でお花見をしました〜。

友人と5人で千円ずつお金を出して、買った「愛知県知事賞受賞酒」
f:id:Tag-arch:20170419161039j:plain
こちらのお酒は、精米歩合35%、袋吊でのしぼりで、相当に手間がかかっています。
雑味など皆無、サラッとしていて、香り高く、旨味も適度にあり、上品な仕上がりのキレイなお酒でした。
なんと贅沢な花見酒♪
いつもはドバドバ注いで、グイグイ飲むくせに、みんな大事そうにチビチビ飲んでたw
他のお酒を飲むときも、そのくらい味わいながら飲むのを心がけたい。
桜の下で飲むお酒、特に日本酒は格別ですね!
天気も良かったし、散りゆく桜もまた美しく、最高でした。

しかし「二兎」、残念だったな〜。
特約店に行った時に、出会えるのを願うばかりですね。
その時はまたご紹介しますね!

 


 

今宵の一本 * ラベルもスタイリッシュ「恋をするたびに・・・笑四季(えみしき)」

こないだの雨以降、暖かくなってきましたね~。
春爛漫って感じ♪
そして、春といえば、恋。
恋の季節でございますね。
というわけで、今宵の日本酒は、

恋をするたび・・・第4話 別れの予感 精米歩合 50% 生酒

f:id:Tag-arch:20170412002936j:plain
笑四季劇場、やってくれますねw
面白い!

笑四季酒造(えみしき)

旧東海道沿い、滋賀県甲賀市にある酒蔵さんです。
www.emishiki.com
笑四季さんの酒造りの特徴は、無添加無調整のナチュラル製法」
そして、香りよりも「きれいな甘さ」を大事に酒質設計に取り組んでいるそうです。

笑四季の哲学である「天地自然の理に従う」のもとに、滋賀県内の目の届く範囲だけの優良な原料米を選びぬき、手作業と最新技術の融合により、五感を研ぎ澄ませながら寒造りを行なっております。
笑四季の味わいは、純米仕込、無添加無調整のナチュラル製法と風味の損失を極力抑える技術により、米の酒本来の魅力を100%引き出す処方がなされた贅沢の極み。
決して奇だけをてらったものではなく、そこはかとなくシンプルで鮮烈さが際立っています。
また、笑四季は香りに主眼を置かず、「きれいな甘さ」を中心軸として酒質設計をしています。
クリーンな中にも郷愁を誘う味わいと、一度口にした方であれば「笑四季らしさ」という普遍性を感じるのもそのためなのです。

笑四季酒造HPより引用

いつも独創的な日本酒を出していて、ラベルもスタイリッシュなものが多い印象。
今回のこちらはまた、遊び心満載で、楽しませてくれますね~!

 

限定・純米生酒シリーズ、今年のコンセプトは「恋をするたびに」
f:id:Tag-arch:20170412002934j:plain

昨年のコンセプトは「アンタイド」で、爽やかな純愛ストーリーだったようですが・・・

この「恋をするたびに」シリーズ、第1話からタイトルを並べると、

miss you→とどかぬ想い→逢引きの夜→別れの予感

一体、何があったの?と思わずにはいられない昼ドラのようなメロドラマ感w
この一年でどんな心境の変化があったんでしょうねw
面白いから、良いけど。

f:id:Tag-arch:20170412002933j:plain
精米歩合 50%、アルコール分16度、生酒です。

香りはライトで穏やか、甘味を感じますが、酸味があるのですっきりしています。
なるほど、甘酸っぱく、ほろ苦い、恋の味でしょうかw

酸味がある日本酒が好みなので、これは美味しかったです♪
お肉や魚というよりも、野菜系のお料理に合いそうですね。
生のサラダ系はもちろん、おひたしとか天ぷらにも良さそう。

ちなみに第5話のタイトルは、「嘆きの雨」だそうですw
何話まで続くのかはわからないですけど、どんなストーリー展開になるのか目が離せませんね!
ハッピーエンドではなそうですが 苦笑

今週末は、岡崎市の丸石醸造さんの「長誉春祭り」に行く予定です!
http://www.014.co.jp/?mode=f2
ついでに岡崎公園で、買った日本酒飲みながら、お花見しよう~♪

笑四季 恋をするたびに・・・第9話「選ばれた恋」生酒720ml

価格:1,512円
(2019/2/12 15:55時点)
感想(0件)

 


おお島 in 伏見地下街

今日は朝から雨が降って、肌寒い1日でした。
先週末は暖かくて、心地よい気候だったんですけどね~。
寒の戻りってやつですかね。
温暖の差で、体調を崩さないようにしましょう!

今日は美味しい日本酒が楽しめるお店をご紹介します!
名古屋市中区錦の伏見地下街にある「伏見立呑 おお島」さん
f:id:Tag-arch:20170411224025j:plain
いろんなタイプの日本酒のラインナップが楽しめるオススメのお店です!

こちらの「伏見地下街」、地下鉄伏見駅に直結しているので、とても便利!
雨の日に飲みに行くのにも、最適です♪
f:id:Tag-arch:20170411224043j:plain
1年くらい前から、飲食店、特に立ち飲み屋さんが増えてきて、酒飲みには嬉しい通りになってますw
ワインやウィスキーのお店もありますが、特に日本酒推しのお店が多いです。

その中でも、私の一押しは、この「伏見立呑 おお島」さん!
f:id:Tag-arch:20170411224108j:plain
お料理が美味しいのと、銘柄のチョイスの楽しさ、そしてあの雰囲気が好きです。落ち着く。
チャージもなくて、税込価格の明瞭会計なのも魅力の一つ!

いつも日本酒は10〜12種類くらいの銘柄が置いてあります。
f:id:Tag-arch:20170411224144j:plain
ざっくりと3タイプに分けて、銘柄を書いてくれています。
わかりやすくて、初心者にも優しい♪

 

お値段も70ml、¥300または¥400で、リーズナブル!
そしてさらに、3つの銘柄を一度にいただける「飲みくらべセット」¥900。
どの日本酒を選んでもOKなので、¥400のお酒を入れるとちょっとお得です♪

お料理も美味しくて、¥200〜で、お値打ち!
個人的なオススメは、「ハムカツ」¥400
f:id:Tag-arch:20170411231556j:plain
ハムの間にブルーチーズのソース?が挟まっていて、美味しいです〜♪
熱々サクサクで、ボリュームもあって、お得感がハンパないっす!
酸味や発泡感があるサッパリ、スッキリ系の日本酒が合いそうですね〜。

お得といえば、「ポテトサラダ」「明太サラスパ」の合わせ盛り¥300。
f:id:Tag-arch:20170411232751j:plain
単品でもそれぞれありますけど、一度に食べられて、これは良い!
他にも「すじポン」とか、「からすみそば」、「牛肉ゴボウ」、そして「カニコロッケ」などの定番名物メニューもオススメです!美味い♪

「おお島」さんが揃えている日本酒は、上の方にも書きましたが、だいたい10〜12種くらい。
他にもっとたくさんの種類の銘柄を置いてあるお店もあります。
でも、本当にちゃんと管理できてんの?って、思うようになった今日この頃なわけです。
種類が多ければ、多いほど、普通に考えて、管理は難しいはず。
いつ開けたのかわからんようなお酒出されてもな〜って思うんです。
焼酎とかと違って、日が経つと味変わりますからね〜、日本酒。
なので、空いたら次のお酒に、どんどん変わっていくお店の方が、安心感、信頼度が高いですね、個人的に。

そんなこんなで、オススメのお店、「伏見立呑 おお島」
日本酒ビギナーから、通の方まで楽しんでいただけるのではと思います♪
www.facebook.com

地下鉄伏見駅、東山線の藤が丘方面行きのホームと直結しています。

  • 名古屋市中区錦2-13-24 伏見地下街
  • TEL:080-5118-3455
  • 営業時間:[月~金] 18:00~22:45 [土] 16:00~22:00
  • 定休日:日曜日・祝日

美味しいお酒と食事が楽しくいただけるって、サイコー!!

伏見立呑 おお島

食べログ 伏見立呑 おお島

 


 

地酒旅 in 諏訪

ついに桜が満開になりましたね!
このところ暖かかったから、一気に咲きましたね〜。

昨日は、名城公園に、夜桜を見に行ってきました♪
f:id:Tag-arch:20170406213905j:plain

けっこうたくさんの人で賑わってました。
f:id:Tag-arch:20170406213933j:plain
桜見ながらのお酒、サイコー!

残念ながら、今日から月曜にかけて、雨模様。。
雨に濡れた桜もキレイだけど、散ってしまうのはやはり寂しい。
でも、散ってしまうからこそ、より美しいというものです。

さて、先週、長野県諏訪市に行ってきました。
諏訪といえば、地酒と蕎麦!

もちらん、買いました!地酒!
宮坂醸造「真澄」と、豊島屋の「豊香」
f:id:Tag-arch:20170406214011j:plain

真澄(ますみ) 奥伝寒造り

f:id:Tag-arch:20170406214429j:plain

全国的にも、名の知られた有名銘柄、「真澄」
こちらを造っている宮坂醸造は、1662年創業の老舗酒蔵です。
www.masumi.co.jp
諏訪市甲州街道沿いには、わずか500mの間に5軒の酒蔵が立ち並んでおり、「諏訪五蔵」と呼ばれています。
宮坂醸造もその「諏訪五蔵」の一つです。
そして、なんといっても「7号酵母発祥の酒蔵として、日本酒好きの人の間では超有名な蔵元ですね!

今回、購入した「真澄 奥伝寒造り」
f:id:Tag-arch:20170406220407j:plain
精米歩合60%、アルコール分15度。
香りは穏やかで、米のうまみを感じるが、重くなくてすっきりした味わいです。

「燗酒で飲むのに、オススメありますか?」と、店員さんに聞いたところ、こちらを勧められました。
たしかに、燗すると米のふくよかさが増して、美味しかったです♪

豊香(ほうか)

f:id:Tag-arch:20170406221605j:plain

豊島屋の「豊香(ほうか)」は、諏訪市のお隣、岡谷市で造られているお酒です。
銘柄的には、「神渡(みわたり)」の方が有名かも。
神渡 - 美しい信州の酒 酒の王 みわたり -

f:id:Tag-arch:20170406221633j:plain
精米歩合70%、アルコール分17度。
名前のとおり、香りが豊かで、コクのある味わい。やや甘め。
やや微発泡感ありで、瑞々しいお酒でした。
フルーティな日本酒が好きな方に、お勧めですね。

 

蔵元に直接買いに行くこともできたのですが、今回は諏訪の地酒を多く取り扱っている信濃屋」さんに行きました。
f:id:Tag-arch:20170406221645j:plain
去年の12月に改装されたばかりだそうで、外観も内装もとても素敵なお店でした。

地酒の銘柄も多く扱っています!
おそらく全銘柄あったと思います!
f:id:Tag-arch:20170406221702j:plain
実は諏訪にはちょくちょく行くので、蔵元はもう全て回ったんですよねw
なので、違う蔵元の銘柄が一度に見られて、選べるちゃうこういうお店は私にとって、とてもありがたい~。
日本酒以外にも、お味噌やお醤油、地元の食品もありました。
またじっくり見に行きたいお店です♪

信濃
長野県諏訪市大字中洲字三ツ俣5709-33
TEL :0266-52-4708
営業時間:9:30~19:00
定休日 :水曜日
信濃屋 web site


そして、信州といえば、蕎麦!
f:id:Tag-arch:20170406221717j:plain
「そば処 八洲赤沼店」にて、蕎麦ランチいただきました♪
yashima-soba.com

ランチのセットメニューで、「蕎麦とローストビーフ丼セット」
f:id:Tag-arch:20170406221727j:plain
天丼セットと悩んだけど、こっちにして正解!
ローストビーフがけっこうボリュームあって、温泉卵とからめて食べると、美味しいー!!
満足でした♪

そば処 八洲赤沼
長野県諏訪市四賀赤沼1551-2
TEL :0266-52-3339
営業時間:そば処 八洲赤沼店 10:00~15:00
     そば割烹やしま   17:00~23:00
定休日 :月曜日

信濃屋さんと近いところにあります。

諏訪は、また初夏に訪れる予定ですので、また地酒と蕎麦が楽しみです!

 



 


今宵の一本 * 甘さは控えめコクはばっちり「御代櫻(みよざくら)」

今宵の日本酒は、3/26(日)の蔵開きに行ってきた、岐阜県美濃加茂市にある「御代桜 醸造さんのお酒です!
sake-life.hatenablog.com
蔵の一つの部屋に、試飲会場が設けられていて、『SAKE BAR みよざくら』として盛り上がっていました!
f:id:Tag-arch:20170327222213j:plain
あいにくの雨でしたが、けっこう人がたくさんきてました。
日本酒好きの行動力すごいな〜w

この日、購入したのは、この蔵開き2日間だけの限定酒!
その場で、瓶詰めしていただきました♪

御代櫻 純米酒 無濾過無調整生

f:id:Tag-arch:20170331205231j:plain
精米歩合70%、無調整生なので、やや高めのアルコール分17度。
一口目は、クッとアルコールの濃さを感じます。

御代桜 醸造株式会社

明治26年の創業、百有余年の歴史を持つ酒造さんです。
www.miyozakura.co.jp
現在の蔵元さんは、六代目。
平成17年に、当時まだ29歳という若さで蔵元に就任されたそうです!
新しさを感じる酒造りで、面白いなと思わせてくれるのは、そんな若い世代の蔵元さん、および杜氏さんだからなのかもしれませんね。

 

「津島屋」という銘柄も造っているのですが、ワイン酵母を使っていたり、ラベルやネーミングも面白く、そして美味しいです♪
蔵開きで、そちらの「津島屋」もいろいろ試飲できて、嬉しかったです。

この「御代桜 醸造」がある岐阜県美濃加茂市は、史実にも残るくらい、水が清らかで、酒造りに適した土地。
その清らかな水で造られるお酒は、淡麗で飲み飽きないきれいなお酒です。
f:id:Tag-arch:20170331214142j:plain
今回買ったお酒のお味は、、
すっきりクリアな感じで、甘さは控えめ、でも旨み、コクはばっちりあります。
柔らかく、ふくよかなお米と麹の香りがして、クセがなく、キレイなお酒ですね。

出し巻き卵なんかのふんわり優しい味の食事に合いそうです♪
モッツァレラとかのクセのないチーズも良さそう。

使用されている米は「美濃加茂市産 あさひの夢」。
「あさひの夢」は、「冷めても美味しく食べれるお米」ということで、一般の食米として作られているお米。
あえての、酒米使用なんですね〜。
愛知県で生まれ、現在では関東圏などを中心に生産されているそうです。
美濃加茂市は岐阜でも南に位置し、愛知県に近いので、栽培しやすいのかもしれませんね。

こちらの蔵では、いろいろ違った酒米を使ったお酒を作っていて、その味の違いを楽しめるのも、良いところです♪
また「津島屋」もそのうち記事にして、アップしようと思います!

 


 

 

酒蔵開き * 御代櫻

なかなか桜、咲かないですね〜。
お花見日和は、来週ですかね。

先週末は、桜は桜でも、「御代桜 醸造さんの酒蔵開放に行ってきました!
miyozakura.blog108.fc2.com

御代桜酒造

岐阜県美濃加茂市にある酒蔵さんです。
www.miyozakura.co.jp
最寄駅は、JR「美濃太田
名鉄で「新鵜沼」まで行って、JR「鵜沼」に乗り換えか、JRで「岐阜」まで行って、高山本線に乗り換えが良い感じでした。
乗り換え面倒な方は、JRの特急ひだ号で一本で行けますよ。
駅からは徒歩約10分くらい。

明治二十六年の創業、百有余年。
現在も太田宿の面影を色濃く残す一角に、「御代桜醸造」はあります。
史実にも残るくらい、水が清らかで、酒造りに適した土地なんだそうです!

「御代櫻(みよざくら)」、名前の由来は、

銘柄の『御代櫻(みよざくら)』は、古来から日本人が愛してきた桜の花の五弁花を日本酒の『甘・辛・酸・苦・渋』の五味五感の調和の象徴として、また八重咲きの桜である十弁花を酒の十徳を表すものとして、酒造に携わる幸せを桜に託し、日本民族の未来永劫の弥栄を祈念して命名されました。
- 御代桜HPより引用 -

 

さて、先週日曜日の酒蔵開放は、小雨が降ってて、ちょっと寒かったですが、会場入り口で、温かい甘酒を振舞っていただき、温まりました♪
あと、地元の人気イタリアン居酒屋『Ikki』さんの、トマトベースのミネストローネスープも、温かくて野菜たっぷりで、美味しかったです!

そして、楽しみにしていた『SAKE BAR みよざくら』
f:id:Tag-arch:20170327222213j:plain

中はジャズが流れていて、オシャレな感じ。
照明とかも、BARの雰囲気で素敵でした♪

DJブースがあって、途中からクラブみたいな雰囲気になって、びっくりしましたw
f:id:Tag-arch:20170327222210j:plain
年配の方などは、ちょっとキョトンとしていた。
何事かと思いますよねw
新しいことに挑戦している若い世代が多い酒造さんなんだな~と思い、なんだか嬉しくなりました。
これからの酒造りにも、新しい風を吹かせてくれそうで、期待大です!

試飲できるお酒のラインナップは、8種類。
f:id:Tag-arch:20170327222212j:plain
銘柄は「御代櫻」と「津島屋」が入り混じった感じでした。
f:id:Tag-arch:20170327222211j:plain
売店での販売は、「御代櫻」のみ。
もともと「津島屋」は、蔵では販売していなく、特約販売登録店でしか買えません。
試飲ができただけでも、ラッキーですね♪

試飲は、専用グラス(¥100)を購入して、一杯ずつキャッシュオン。
f:id:Tag-arch:20170327224553j:plain
御代櫻のロゴが入っていて、デザインも素敵!
¥100は、安い!

もちろん、8種類全部いただきました♪
ざっくりとですが、「津島屋」の方が、酸味があって爽やかな印象。
「御代櫻」は、華やかで香りが良いキレイなお酒の印象を受けました。

その場で、瓶詰めしてくれる「御代櫻 しぼりたて」を購入。
f:id:Tag-arch:20170327222209j:plain
感想は、また後日レビューします!

この日は、雨が降っていたので、ちょっとあまり外を見なかったんですが、「酒蔵マルシェ」として、出店もいろいろありました。
軽トラック市場で、野菜や果物の産直販売や、ジャムなども売ってたようです。

この他にも、太田宿中山道会館のお休み処『やどりぎ』では、特別な粕汁定食がこの期間限定であったり、重要文化財の『旧太田宿脇本陣林家邸宅』が無料開放されていたりしてたようです。

全体的に「~ようです。」で、すみません。。
雨降ってたし、お酒飲んでたら、もうほとんど終わってた。。

晴れていたら、その辺もウロウロ探索したりするのも、楽しかったんだろうな~と思います。
来年は、晴れるといいですね~!
そしてお花見も、晴れるといいな~!!

 



 

 


四月の酒蔵開き等、イベント in 東海(名古屋近郊)2017

だんだんと暖かくなって、春を感じる今日この頃ですね~。
桜の花を見ながらのお酒は、最高ですよね!
東京はもう桜が開花したとか。
お花見が楽しみです♪

四月も酒蔵開きが、まだまだありますよ~!
日にちが重なってる所が多いのが、辛いところですが、私が行きたいな~とチェックしてる情報をまとめます!

勲碧酒造 4/1(土)、2(日)

愛知県江南市にある酒蔵さんです。
www.kunpeki.co.jp
名古屋からだと、名鉄犬山線で「布袋駅」または、「石仏駅」下車で、徒歩約20分。
個人的には、「石仏駅」から五条川沿いに歩くのを、おすすめします!
川沿いに桜が咲いていて、とてもキレイですよ!

歩くのがしんどいなという方は、「布袋駅」で降りてください。
無料の送迎バスを出してくれています。

行きを歩いて、帰りをバスでも良いですね♪

氣志團聖飢魔Ⅱとコラボしたお酒を造ったり、ロックな一面もある酒蔵です!
面白いですよね 笑

お酒の方はというと、穏やかな香りで、すっきりして透明感のあるキレイなお酒のイメージです。
食事とも相性が良いと思います!

「美濃天狗」の林酒造 4/1(土)、2(日)

岐阜県可児市にある酒蔵さん。
www.minotengu.co.jp
名鉄名古屋から新可児行きで「新可児」で下車、名鉄広見線御嵩行へ乗換え「明智」から徒歩約30分。
けっこう、遠い。。
でも、ウォーキングがてら、運動するのも良いかも。

犬山の地酒まつりで飲みました♪
sake-life.hatenablog.com
コクはあるけど、クセがないので、すっきりしてて、食事に合う感じでしたよ♪

るみ子の酒」の森喜酒造場 4/2(日)

三重県伊賀市にある酒蔵さん。
合名会社 森喜酒造場のページ

名古屋からだと、JR関西線「亀山」乗り換え、「佐那具駅」下車 徒歩約15分。
伊賀上野までは行ったことあるけど、ここはないな~。
伊賀ってけっこう広いですね。

るみ子の酒」、「妙の華」、「英(はなぶさ)」という銘柄のお酒を造っています。
るみ子の酒のラベルは、ドラマにもなった夏子の酒の漫画家、尾瀬あきらさんが描いたそうです!
f:id:Tag-arch:20170321211932j:plain
あのドラマ見てた~、懐かしい~。

上の写真の「るみ子の酒」の印象は、香り豊かで、フレッシュで爽やかでした。
酸味のあるお酒好きなので、私は好きです。

若葉 4/2(日)

岐阜県瑞浪市土岐町にある酒蔵さん。
www.wakaba-sake.com
名古屋からJR中央本線で「瑞浪」下車、約10分。
乗り換えなくて、楽ちんです♪

定員200名とのことなので、事前に電話かメールで連絡が必要です!
会費¥2000

酒器と、日本酒1本、お料理が付いてくるそうです!
楽しそう♪

こちらの蔵には、地域の祭りと一緒になった蔵開きに行きました。
sake-life.hatenablog.com
そして、買ったお酒は、「大いばり」
sake-life.hatenablog.com
どっしり系、辛口な感じです。
燗酒にも美味しいお酒とか、いろいろ種類がありました。

続きを読む

純米酒専門YATA(八咫 やた) in 伏見

この週末は、暖かい日が続いて、外に出るのが気持ち良かった!
マスクとメガネで、ちょっと怪しげですが、お揃いの方もチラホラいるので、大丈夫w

今日は久しぶりに、美味しい日本酒が、楽しめるお店をご紹介します!

名古屋市中区錦にある「純米酒専門YATA(やた)」さん
八咫(やた)とも表記されます。
f:id:Tag-arch:20170320195206j:plain
こだわりの純米酒が、いろいろ取り揃えられていて、日本酒好きにとてもおすすめなお店です!
junmaishu.net

ビルの2階にあります。
f:id:Tag-arch:20170320221549j:plain
初めてだと、ちょっと入り口がわかりづらいかも。
でも、すぐ左の脇に、階段の入り口があるので、2階に上がりましょう!

日本酒のスタンディングバーです。
立ち飲み屋とは、一線を画すオシャレさです!
内装もスタイリッシュで、素敵です。大人な感じ。

なのに、一杯¥500と、なんともお値打ち!
チャージ料金もありません!
f:id:Tag-arch:20170320221800j:plain
さらに、利き酒60分¥2000コースもありますよ!
ゆっくり、じっくり、いろんな銘柄を楽しみたい方には、おすすめのコースです。
日本酒好きには、たまらないお店です。

 

好みの日本酒のタイプを伝えると、その日のおすすめの酒を出してくれます!
f:id:Tag-arch:20170320222209j:plain
店長さんはとても若いけど、日本酒に詳しくて、ざっくりした私の説明でも、いつも美味しいお酒を出してくれます。
ありがたい。

もちろん、熱燗もできますよ♪
f:id:Tag-arch:20170320222232j:plain
やっぱり、熱燗には平杯ですね〜。
八咫さんのオリジナルみたいです。かっこいい。

おつまみも、各¥500
なんて、明朗会計!

個人的なオススメは、いろいろ食べられて嬉しい、三種のおつまみセット。
f:id:Tag-arch:20170320222424j:plain
一番右のアンチョビならぬ、「サンチョビ」がお気に入り♪
「サンチョビ」は、イワシじゃなくて、サンマで作られています。
発酵食品だし、ちょっと塩っぱくて、お酒にぴったり。

そして、ポテトサラダ!
f:id:Tag-arch:20170320222539j:plain
温かいんです、このポテトサラダ。
ポテサラは、冷たいものだという先入観を、取っ払ってくれましたよ。
美味しいです。
しっとりしていて、上にかかっている酒盗と、また合うんですよ!
これはちょっとクセになる。
次回も食べよう♪

こちらの「八咫(やた)」さん、名古屋だけじゃなく、東京、札幌にも店舗があります。
でも、第1号店は、名古屋!です。

そして、こちらの名古屋伏見店では、同じ階の隣の部屋に「SakeLabo[gauss]」があって、日本酒の小売販売もしています。
飲んで美味しかったお酒を、買って帰るのもありですね!
ただ、ほとんどが一升瓶らしいです。
酔った時には、ちょっと重いかも。ご用心。

地下鉄伏見駅1番出口から、徒歩3〜4分くらいです。

純米酒専門 YATA (やた)

  • 名古屋市中区錦2-7-29 GOTO BLD2 2F
  • TEL:052-201-3534
  • 営業時間:15:00~22:30(L.O.22:30)
  • 定休日:日曜

日本酒が好きな方にも、これから日本酒をもっと知りたい方にも、とてもおすすめのお店です!!

純米酒専門YATA 名古屋伏見店

食べログ 純米酒専門YATA 名古屋伏見店




 

第8回 犬山城下町あったか鍋と地酒まつり

だんだん暖かくなってきて、嬉しい春の日♪
その反面、花粉が厳しい時期でもありますが。。

ヨーグルトが花粉症の症状を緩和すると聞いて、朝夜食べてます笑
なんとなく、花ムズムズが和らいでる気がします。(あくまで個人の感想です!)

先週の日曜日に、「第8回 犬山城下町あったか鍋と地酒まつり」に行ってきました!
f:id:Tag-arch:20170314103625j:plain

第8回 犬山城下町あったか鍋と地酒まつり

町をぐるみのイベントって感じで、ユルさがほのぼのしてて、良かったです♪

木曽川沿い13蔵の酒造メーカーの日本酒を 飲み比べながら、鍋を食べたり、おつまみの串とか団子食べたり、まったり楽しめました。

名古屋の街中でやる大きなイベントだと、お酒も食べ物も、ちょっと割高で、意外にお金使っちゃったりしますよね。。

でも、こういった地元主催のイベントだと、いろいろお値打ち価格だったり、その土地の美味しいもの食べられたりするので、満足度が高い!

今回行ったこのイベントは、犬山城に向かって、城下町が続いてて、街並みの雰囲気もとても素敵でした。
f:id:Tag-arch:20170314103628j:plain
古民家を再利用した雑貨屋さんや、飲食店が多く、そちらも賑わっていましたよ!
あちこちで、行列ができてました。

お昼頃に行ったので、飲食店が一番混む時間だったのも、あるんでしょうけどね。

我々もお腹が空いたので、まずは腹ごしらえを!

「石狩鍋」「山菜の天ぷら」をいただきました!
f:id:Tag-arch:20170314103624j:plain
器にたっぷり入った石狩鍋、お値段¥300!安い!

天ぷらも菜の花や、つくし、きのこ、かき揚げで、¥400!
春の山菜いろいろ食べれて、満足でした♪

一緒に飲んだお酒は、林酒造さんの「美濃天狗」
f:id:Tag-arch:20170314103623j:plain
www.minotengu.co.jp
本醸造だったので、口に含んだ時に濃さを感じますが、飲み進めるとすっきりしたお酒だなと思いました。
コクはあるけど、クセがないので、すっきりしてて、食事に合う♪

「石狩鍋」を食べたこちらは、普段はお店をやってて、場所を提供してる感じでした。
お座敷に座って、落ち着いて食べられるのが、良かった♪

他の出店は、4つの会場に小分けされていて、駐車場や広場にテントが張られて、イスやテーブルが設置されている感じ。
昭和の歌謡曲と、アニメソングの弾き語りライブ演奏などもありました。
本当にほのぼのしたイベント 笑

 

そちらのテント会場でいただいたのは、ここ犬山の地酒、「東洋自慢 しぼりたて」
f:id:Tag-arch:20170314103626j:plain
One−da!Mall [ 東洋自慢酒造株式会社 ]

本醸造、生詰め原酒、度数が20%!
度数が高いので、グッときますが、濃醇で美味しかったです!
でも、ゆっくり飲まないと、ベロベロになりそうでした笑

お次は、再来週末に蔵開き行こうかなと思っている岐阜県美濃加茂市の醸造さん、「御代桜」
f:id:Tag-arch:20170314103627j:plain
www.miyozakura.co.jp
フルーティでかつ、クリアで美味しかったです♪
蔵開きが楽しみだ~!
sake-life.hatenablog.com

そのあと、違う会場に行き、白扇酒造さんの「花美蔵」
f:id:Tag-arch:20170314103629j:plain
www.hakusenshuzou.jp
ホームページを見て、初めて知ったけど、本みりんに力を入れている酒造さんなんですね。
面白い!
お酒のお味は、コクがあるけど、キレもある感じでした。
みりんも買ってみたいな~。

またまた会場を移動して、一番入口付近に戻り、一杯!

岐阜県各務原市の酒造さん、「菊川」
f:id:Tag-arch:20170314103631j:plain
菊川株式会社ホームページ

「菊川の鬼ころし」とか有名ですよね。
大きいスーパーとかでも見る銘柄。
すっきりしてて、サラッとしてるので、食中酒に良いな~と思いました。
実は初めて飲んだけど、けっこう好きかも。
コクや旨味もほどよくあって、燗にしても良さそう♪

日本酒の以外にも、犬山の地ビール、「犬山ローレライ」も売ってましたよ!
写真撮るの忘れたけど。。

犬山ローレライ麦酒館

食べログ 犬山ローレライ麦酒館

ソーセージ、美味しかった♪
明治村とかでも、飲めますよね~。

いろいろ飲んで、食べて、なかなか満足のイベントでした!
この地酒まつりだけじゃなくて、9月は「ワインまつり」、11月は「ビールまつり」など、いろいろ城下町で開催してるみたいです。
犬山まちづくり株式会社

9月のビールまつり良いな~。
また、行きたい!犬山!

 



 


 


日本酒に合うおつまみ * 春の味覚「菜の花」のおひたしをアレンジしてリメイク3品

確定申告の季節ですね。。
夏休みの最後に、やらなきゃいけない宿題を、必死にやったことを思い出す。。
でも明日は、犬山の日本酒イベントに行くため、頑張りました!
やっと終わって、すっきり♪

すっきりしたら、小腹へったので、おつまみネタブログいくよ!

先日、知人にお家で栽培してる菜の花を、おすそ分けしていただいきました♪
もう春なんだなぁ〜。
f:id:Tag-arch:20170310234032j:plain

本日は「菜の花おひたし」いろいろアレンジでいきます!

まずは、茹でるところからいきますよ。
水にお塩を一さじ入れて、お湯を沸騰させ、茎の硬いところを入れ1分弱。
f:id:Tag-arch:20170310234033j:plain

そのあと、葉まで全部入れて、さらに40〜50秒くらい。(菜の花の太さとかで調整してね)
f:id:Tag-arch:20170310234034j:plain
茹で汁、あとで使うから、残しといてくださいね!

茹で過ぎると、歯ごたえがなくなるというか、ベッチャリします。
ご用心。

お湯から出したら、すぐに冷水に浸けて、熱をとります。
色出しのためと、余熱で ベッチャリさせないためです。

熱がとれて、冷たくなったら、水気をよくとります。
手で絞ったあと、キッチングペーパーを使って、さらに水分をとると良いですよ。
水気が残ると、浸け汁やタレが薄くなります。

3〜4cm幅の食べやすい大きさに、カットします。
f:id:Tag-arch:20170310234037j:plain

ここまでが、おひたし下ごしらえ。
まあ、茹でて、切っただけですけどねw
でも、大事!下ごしらえ!

菜の花おひたし カラシ和え

菜の花おひたしの the 定番!、ですね。
f:id:Tag-arch:20170310234048j:plain

浸け汁、作ります。

  • 茹で汁  100ml
  • 白だし  大さじ1
  • 砂糖   大さじ1
  • 醤油   小さじ1
  • からし  お好みで

菜の花は、4本くらい使いました。

菜の花の茹で汁、旨みがあるので、捨てるのはもったいないです!
なので、残しておいて、漬ける出し汁に使います。
f:id:Tag-arch:20170310234035j:plain

からしは、辛さの好き嫌いがあるから、お好みでどうぞ。
f:id:Tag-arch:20170310234036j:plain
菜の花の苦味と、からしの香りと味が合いますよね〜。

浸け汁が冷たくなったら、菜の花入れて、冷蔵庫で15〜20分寝かせます。
f:id:Tag-arch:20170310234038j:plain

かつお節をかけて、完成です!
f:id:Tag-arch:20170310234048j:plain

面倒だなって思ったら、ポン酢やドレッシングに、粒マスタードを入れて、混ぜ和えるだけでもOK!
洋風カラシ和えみたいな感じになって、美味しいです♪

すっきり系のキレの良いお酒に合います!

続きを読む

酒蔵開き * 山田酒造

今日は朝からちょっと どんよりな曇り空。
雨は降ってないから、濡れなくてすんでよかった♪

先週土曜に愛知県蟹江町にある「山田酒造」さんの蔵開きに行ってきました。
JR東海がやっている「さわやかウォーキング」(もうこの日のコース情報は消えてます。仕事が早い!JR)に組み込まれていたので、ウォーキングにも参加しましたよ!
初心者コースだけど笑

蟹江駅をスタートとゴールとして、約5.3km、1時間半くらいの初心者コースです。
大回りする9km以上のコースもありましたが、早く蔵開き行きたいし、短いコースにしましたw

歩いてる途中の公園?で、蟹江ゆかりの武将たちが檄を飛ばしてくれました!
ほら貝とか吹いてて、気分が盛り上がります♪
f:id:Tag-arch:20170305212614j:plain

あと、途中で立ち寄ったパン屋さん「ポンレヴェック」
f:id:Tag-arch:20170305212615j:plain
pont-leveque.jp
店内で食べられるスペースもあって、自家製のスープが美味しいそうです。
この日は食べられなかったけど、次回は食べていきたい。
買ったパン、美味しかったです♪

ウォーキングでの見どころは、そんな感じ。
のどかな町をひたすら歩く。
酒蔵を目指して!

山田酒造株式会社

蟹江町須成に明治4年に創業した酒造会社です。
【酔泉 最愛】山田酒造株式会社 -愛知 蟹江-

古くからこの地、海部・津島地方はお酒造りの盛んな地域。
お隣の津島市には、「長珍酒造」さんもありますよね。
日本酒好きの間では、名の知られた銘柄「長珍」、私も好きです♪

今回、初めて訪れたこの「山田酒造」さん。
f:id:Tag-arch:20170305212616j:plain
お酒も初めて飲みました。
f:id:Tag-arch:20170305212617j:plain
この時期限定の「しぼりたて生原酒」を飲んだ印象は、旨味と酸味がはじめにきて、香りは優しくややフルーティ。
昔ながらの日本酒が好きな人も、今どきのフルーティなのが好きな人も、どちらの方にもいけるんじゃないかな?と思います。
生原酒なので、濃い味ですが、甘すぎず、辛すぎず、クセの少ない感じ。

「醉泉」大吟醸も飲みました。
f:id:Tag-arch:20170305212621j:plain
こちらは、もっとすっきりしていて、軽い感じ。
キレイなお酒ですね。
さすが、大吟醸

だがしかし、ガッツリ系が好みの私としては、「しぼりたて生原酒」が好きでした。
なので、「しぼりたて生原酒」と、米麹500g(¥400)を購入。

米麹は、使ったことないけど、お魚屋やお肉を漬けたり、いろいろできるそうで、これを機にチャレンジします!

蔵開きでは、大吟醸以外は無料で試飲でき、甘酒をふるまってくれました♪
酒粕も売ってましたよ。

お酒の販売所には、気が付いたらさっきの武将隊。
f:id:Tag-arch:20170305212624j:plain
武将さんもお酒持ってたけど、買ったのかな?笑

販売所の脇をウロウロしてたら、メガホンを持ったおじいさん登場!
f:id:Tag-arch:20170305212625j:plain
「蔵見学の案内始めまーす!」

続きを読む

三月の酒蔵開き in 東海(名古屋近郊)2017

ついこの間、新年を迎えたと思ったら、もう三月ですね。
早いな~。
もうじき、桜の季節がやってきますね。
花見酒、楽しみです♪

今年は、いろいろと酒蔵開きに行こうと思って、先月から週末出かけています。
そして今月、三月は多いです!
酒蔵開き、本番な感じで楽しい月になりそうです♪

いろいろあって目移りしそうですが、私が行こうかな~と思ってるとこや、行きたいな~とチェックしてる情報をまとめます!

「百春」の小坂酒造場 3/4(土)、5(日)

岐阜県美濃市相生町にある酒蔵さんです。
名古屋からだと、名鉄で「新鵜沼」まで行って、JR「鵜沼」に乗り換え、「美濃太田」で長良川鉄道に乗り換え、「美濃市」下車。
www.kuramoto-kosaka.com
お酒は、フルーティで香りがよく、甘味、旨味もあって、美味しいイメージ。
女性の方にもおすすめの日本酒ですよ♪

「女城主」の岩村醸造 3/5(日)

岐阜県恵那市岩村町にある酒蔵さん。
何年か前に一度行きました。
名古屋からは、JR東海中央本線の「恵那」で下車、明知鉄道 明知線へ乗換え「岩村」から徒歩約15分。
初めて「明知鉄道」に乗った思い出の酒蔵開きでもあります。
電車がローカルな感じで、かわいかったですw
torokko.shop-pro.jp
お酒のお味は、キレのあるすっきり辛口系だったと思います。
女城主だけど、女性的な甘め柔らかな味じゃないことに、いささか驚いた覚えがあります笑

若戎酒造 3/5(日)

三重県伊賀市にある酒蔵さん
名古屋からだと、近鉄で「伊勢中川」下車、近鉄大阪線乗り換え「青山町」から徒歩5分。
伊賀上野までは行ったことあるけど、ここはないな~。
乗り換え合わせて、2時間はもう小旅行ですね。
www.wakaebis.co.jp
「若戎」が蔵押しの銘柄ですが、私が飲んだことがあるのは「真秀」。
f:id:Tag-arch:20170303205059j:plain
すっきり系、でも旨味もあって、キレもいいお酒でした。
好きなタイプの日本酒です。

「最愛」の山田酒造 3/4(土)

愛知県海部郡蟹江町にある酒蔵さん。
名古屋からJR関西本線で「蟹江」下車。
乗り換えなくて、楽ちんです♪
【酔泉 最愛】山田酒造株式会社 -愛知 蟹江-
こちらの蔵には行ったことなく、お酒も飲んだことないです。
なので、どんなお味なのかとても楽しみ!
今年の蔵開きは、JR東海の「さわやかウォーキング」に組み込まれています。
健康的!

そして、もう一つの楽しみは、「BABYMETAL」DEATH!
たまたま、この山田酒造さんの銘柄の一つ「最愛(さいあい)」と、ベビメタの「MOAMETAL」こと「最愛(もあ)」ちゃんの漢字が同じだったため、メイトさんの間で知られた存在となっています。
遠方から買いに来られる熱心なメイトさんもいるそうDEATH!
そして、メイトさんが持ち込んだのか、酒造さんが自ら飾っているのかわからないけど、ベビメタグッズが増えていってることも話題w
f:id:Tag-arch:20170303121110j:plain
山田酒造さんの法被着た男性たちが、ベビメタのライブにも来ているそう笑
隠れメイトの私としては、楽しみにしている蔵開きです!
お猪口買いたい!!

2017.3.4 sat 行ってきました↓
sake-life.hatenablog.com

金虎酒造 3/11(土)

名古屋市北区にある酒蔵さんです。
地下鉄名城線ナゴヤドーム前矢田」下車。
地下鉄で行けるのは、良いですね~。
金虎酒造株式会社
試飲と蔵見学が、名古屋市交通局がやってる「駅ちかウォーキング」に組み込まれています。
www.kotsu.city.nagoya.jp
高岳まで歩くのか。。距離あります。
ウォーキングには参加せずに、自転車で行ってこようかな笑
近いので。

お酒のお味は、しっかりした味の旨味辛口。
食中酒に良い感じのお酒のイメージ。
お燗も美味しいです。

続きを読む

酒蔵開き * 神の井 & 鷹の夢

先週日曜、2月26日に、名古屋市緑区大高町にある酒蔵2つの蔵開きに行ってきました!

神の井酒造

まず、最初に行ったのが、「神の井」さん。
神の井 酒造株式会社
JR大高駅から徒歩約10分くらいのところにあります。

江戸時代末期(1856年)に創業し、尾張名古屋・大高の地で百五十余年、酒造りをされている老舗蔵です。

「神の井」、名前の由来は、

日本武尊ヤマトタケルノミコト)東夷平定のみぎり、大高の地に立寄り、氷上姉子神社の宮簀媛命(ミヤスヒメノミコト)に草薙の剣(三種の神器の一つ)を預け伊吹山に向かわれ、伊勢国で亡くなられました。
宮簀媛命は日本武尊の御遺志を重んぜられ、熱田神宮を構え、御奉されました。
この熱田神宮の御斎田を三代目当主久野友一が御寄進させて頂いた御縁に由り、御神井の水の如きであることから「神の井」と命銘させて頂きました。
- 神の井HPより引用 -

橋を渡って行く時に、川の向こうに見えるのですが、想像していたよりも、大きい!
f:id:Tag-arch:20170228105403j:plain

酒蔵っていうか、工場みたいだな~と思いながら、正面に回ると、こちらは酒蔵っぽい感じでした。
f:id:Tag-arch:20170228105404j:plain
酒樽とか杉玉があると、一気に酒蔵感がマシマシですね!

中に入り、ちょっと狭い通路を行くと、ひらけたスペースに出ます。
二年かけて、丁寧に作られた粕漬(奈良漬け)が販売されていました。
f:id:Tag-arch:20170228105405j:plain
一袋、¥1000。
試食させてもらうと、歯ごたえも良く美味しくて、とても心ひかれましたが、一人暮らしの私には、ちと多いので、断念。。

酒蔵見学もできたのですが、今回は外から除くだけにしました。
並んでいる人が多かったので、遠慮しました。。

去年行った、「白老 澤田酒造」さんは、昔ながらって感じの器具が多かったのですが、こちらは近代的な印象を受けました。(外から覗いただけですが。。)
f:id:Tag-arch:20170228105406j:plain
ハイテクな感じ。

試飲会場は、列に並んで、順番に飲むスタイル。
f:id:Tag-arch:20170228105407j:plain

後ろがつかえているので、ちょっと忙しない感じでした。
次に次にと飲むので、どれがどれかよくわからなくなっちゃった。。

11時に行ったから、一番人の多い時間帯だったのかもしれないですね。
でも、遅いとなくなったお酒とかもあったみたいだから、買うのがメインの人は早め、酒蔵見学がメインの人は遅めが良いと思います!

お味は、全体的にすっきりしてて軽快で、香りもよいお酒の印象でした。
しぼりたて純米を買ってきたので、そちらの紹介とともに、また記事を書こうと思います!

鷹の夢 山盛酒造

そして、その次に向かったのが、「鷹の夢」さん
鷹の夢 山盛酒造株式会社
f:id:Tag-arch:20170228105408j:plain

明治20年(西暦1887年)、江戸時代築造の酒蔵を譲り受けて、大高にて創業。

先ほどの「神の井」さんから、徒歩5分弱くらいのところにあります。
中に入ると、
f:id:Tag-arch:20170228105409j:plain

お米や精米歩合についての説明があったり、
f:id:Tag-arch:20170228105411j:plain

蔵で作られる銘柄の展示があります。
f:id:Tag-arch:20170228105410j:plain
この蔵開きの日には、「しぼりたて」の本醸造、純米、にごりの3種類しか販売していませんでした。
でも、作っている銘柄は、こんなにあるんですね~。
またいつか飲んでみたい!

順路としては、「試飲・販売会場」を抜けると、出口です。

でも、その前に、お酒が飾ってある所を、もう少し奥に進むと、たこ焼きとカラ揚げが売ってました!
長机と椅子を用意してくれていて、買ったお酒と飲み食いできる場所になってます。
昼時だったのもあって、賑わっていました!
写真がなくて、すみませんです。。

写真がないのは、、飲んだくれてしまったということです笑
偶然、知り合いご夫婦にお会いして、合流し、楽しくお酒を飲んでいたら、写真忘れてた 苦笑

ともあれ、今回も酒蔵開きを満喫できて、楽しかった~!
今週末は、「さわやかウォーキング」がてら、弥冨まで行ってきます!!


 



 


 



吟醸、特別、本醸造?日本酒の名称あれこれ -2

続きです。

特別純米」、「特別本醸造」、「特別」ってなんだ?

これですよ、私も疑問に思ってたややこしい単語、「特別」
何が特別なのか??

「蔵の中で特別」であるかないか。
例えば、「他のお酒とは、違う酵母を使用している。」、「他は機械絞りだが、袋吊りで絞っている。」等々。
なにか「特別」な工程を経ているお酒だったりするそうです。

そして、またそれとは別に、「特別純米」、「特別本醸造」とする理由があるようです。

その前に、まずは、これまでご説明した、日本酒の特定名称をおさらい!

純米系

特定名称 精米歩合 原材料
純米 規定なし 米・米麹  
特別純米 60%以下または特別な醸造方法 米・米麹  
純米吟醸 60%以下 米・米麹  
純米大吟醸 50%以下 米・米麹  

本醸造

特定名称 精米歩合 原材料
本醸造 70%以下 米・米麹・醸造アルコール
特別本醸造 60%以下または特別な醸造方法 米・米麹・醸造アルコール
吟醸 60%以下 米・米麹・醸造アルコール
大吟醸 50%以下 米・米麹・醸造アルコール

この表を見ると、「特別」ってつくのと、吟醸って、精米歩合が同じじゃない?
そう、同じなんです。
どちらを名乗っても、よいのです!

では、なにゆえ、違うのか?

「方向性の違い」とも言われています。
向かっている、酒造りの方向が違うんですね。

吟醸酒は、一般的に香りが高く、華やかでキレイなお酒。
純米酒は、旨みたっぷり、骨太ボディなイメージ。

60%以下の精米歩合であっても、純米酒の味わいを、あえて残して造り、「純米」のイメージで飲んでもらえるように、「特別純米」と記載されるそうです。

「方向性」、「イメージ」を大事にしたい、造り手の思いですね。
以前、ご紹介した「酉与右衛門(よえもん)」にも、「精米歩合55%」だけど、「特別純米」ありましたしね。
f:id:Tag-arch:20170211171754j:plain
面白いですよね〜。
でも、ややこしさの原因でもありますけどね 笑

人の心が入ってくるから、ややこしいのかな〜とも思います。
でも、だからこそ、日本酒は面白いのかもしれませんね!

例えるなら、グラビアアイドルですよ、純米酒は。
瑞々しさと、若さ溢れる荒々しさ、ワイルドさを持つ、グラビアアイドル。

吟醸酒は、そこから、ちょっとステップアップ。
ちょっと名が売れてきたタレントの、キレイめなグラビア。

大吟醸にいたると、売れっ子女優のグラビア、っていうかもはや、ポートレート
キレイで、アートな、写真です。

だが、しかし、売れっ子、大女優といっても過言がないタレントが、あえてやるグラビアが、特別純米って感じです。深田恭子さんとか。

女なので、グラビアにさほど、思い入れはないですが、思う存分そこでも頑張れ!特別純米

あと、バラエティーにも体当たりで真剣に挑む、木村佳乃さんなんかも特別純米だなって思うw
つまりは、ただのキレイ系じゃない骨太さがある感じです。
私の個人的な見解ですが。

ちょっと、横道に逸れましたが、蔵や造り手によって、目指すお酒の方向が違うということも、名称に影響するようです。

最後にお酒のタイプ、特定名称別の一般的な分類表を、載せますね。

f:id:Tag-arch:20170224153957j:plain

もちろん、日本酒の幅、深さ、広さは、このような表に全部が一致するわけはないです。
あくまでも、目安として、見ていただければと、思います。

今回、いろいろ調べて、記事を書いて思ったことは、何気なく見ていたラベルにも、日本酒には造り手の思いが、記されているんだなってことです。

今まで、あんまり考えて、ラベル見たりしなかったけど、これからは、ちょっと造った方々の気持ちも想像しながら、お酒を楽しもうと思います!

今日は、酒蔵開き、そのあとの2〜3次会が、パンチきいて、ちょっと今日はもうダウンです。。
楽しかったけど笑
酒蔵開き、レビューは、明日。