酒蔵開き * 山田酒造
今日は朝からちょっと どんよりな曇り空。
雨は降ってないから、濡れなくてすんでよかった♪
先週土曜に愛知県蟹江町にある「山田酒造」さんの蔵開きに行ってきました。
JR東海がやっている「さわやかウォーキング」(もうこの日のコース情報は消えてます。仕事が早い!JR)に組み込まれていたので、ウォーキングにも参加しましたよ!
初心者コースだけど笑
蟹江駅をスタートとゴールとして、約5.3km、1時間半くらいの初心者コースです。
大回りする9km以上のコースもありましたが、早く蔵開き行きたいし、短いコースにしましたw
歩いてる途中の公園?で、蟹江ゆかりの武将たちが檄を飛ばしてくれました!
ほら貝とか吹いてて、気分が盛り上がります♪
あと、途中で立ち寄ったパン屋さん「ポンレヴェック」
pont-leveque.jp
店内で食べられるスペースもあって、自家製のスープが美味しいそうです。
この日は食べられなかったけど、次回は食べていきたい。
買ったパン、美味しかったです♪
ウォーキングでの見どころは、そんな感じ。
のどかな町をひたすら歩く。
酒蔵を目指して!
山田酒造株式会社
蟹江町須成に明治4年に創業した酒造会社です。
【酔泉 最愛】山田酒造株式会社 -愛知 蟹江-
古くからこの地、海部・津島地方はお酒造りの盛んな地域。
お隣の津島市には、「長珍酒造」さんもありますよね。
日本酒好きの間では、名の知られた銘柄「長珍」、私も好きです♪
今回、初めて訪れたこの「山田酒造」さん。
お酒も初めて飲みました。
この時期限定の「しぼりたて生原酒」を飲んだ印象は、旨味と酸味がはじめにきて、香りは優しくややフルーティ。
昔ながらの日本酒が好きな人も、今どきのフルーティなのが好きな人も、どちらの方にもいけるんじゃないかな?と思います。
生原酒なので、濃い味ですが、甘すぎず、辛すぎず、クセの少ない感じ。
「醉泉」の大吟醸も飲みました。
こちらは、もっとすっきりしていて、軽い感じ。
キレイなお酒ですね。
さすが、大吟醸。
だがしかし、ガッツリ系が好みの私としては、「しぼりたて生原酒」が好きでした。
なので、「しぼりたて生原酒」と、米麹500g(¥400)を購入。
米麹は、使ったことないけど、お魚屋やお肉を漬けたり、いろいろできるそうで、これを機にチャレンジします!
蔵開きでは、大吟醸以外は無料で試飲でき、甘酒をふるまってくれました♪
酒粕も売ってましたよ。
お酒の販売所には、気が付いたらさっきの武将隊。
武将さんもお酒持ってたけど、買ったのかな?笑
販売所の脇をウロウロしてたら、メガホンを持ったおじいさん登場!
「蔵見学の案内始めまーす!」
三月の酒蔵開き in 東海(名古屋近郊)2017
ついこの間、新年を迎えたと思ったら、もう三月ですね。
早いな~。
もうじき、桜の季節がやってきますね。
花見酒、楽しみです♪
今年は、いろいろと酒蔵開きに行こうと思って、先月から週末出かけています。
そして今月、三月は多いです!
酒蔵開き、本番な感じで楽しい月になりそうです♪
いろいろあって目移りしそうですが、私が行こうかな~と思ってるとこや、行きたいな~とチェックしてる情報をまとめます!
「百春」の小坂酒造場 3/4(土)、5(日)
岐阜県美濃市相生町にある酒蔵さんです。
名古屋からだと、名鉄で「新鵜沼」まで行って、JR「鵜沼」に乗り換え、「美濃太田」で長良川鉄道に乗り換え、「美濃市」下車。
www.kuramoto-kosaka.com
お酒は、フルーティで香りがよく、甘味、旨味もあって、美味しいイメージ。
女性の方にもおすすめの日本酒ですよ♪
「女城主」の岩村醸造 3/5(日)
岐阜県恵那市岩村町にある酒蔵さん。
何年か前に一度行きました。
名古屋からは、JR東海中央本線の「恵那」で下車、明知鉄道 明知線へ乗換え「岩村」から徒歩約15分。
初めて「明知鉄道」に乗った思い出の酒蔵開きでもあります。
電車がローカルな感じで、かわいかったですw
torokko.shop-pro.jp
お酒のお味は、キレのあるすっきり辛口系だったと思います。
女城主だけど、女性的な甘め柔らかな味じゃないことに、いささか驚いた覚えがあります笑
若戎酒造 3/5(日)
三重県伊賀市にある酒蔵さん
名古屋からだと、近鉄で「伊勢中川」下車、近鉄大阪線乗り換え「青山町」から徒歩5分。
伊賀上野までは行ったことあるけど、ここはないな~。
乗り換え合わせて、2時間はもう小旅行ですね。
www.wakaebis.co.jp
「若戎」が蔵押しの銘柄ですが、私が飲んだことがあるのは「真秀」。
すっきり系、でも旨味もあって、キレもいいお酒でした。
好きなタイプの日本酒です。
「最愛」の山田酒造 3/4(土)
愛知県海部郡蟹江町にある酒蔵さん。
名古屋からJR関西本線で「蟹江」下車。
乗り換えなくて、楽ちんです♪
【酔泉 最愛】山田酒造株式会社 -愛知 蟹江-
こちらの蔵には行ったことなく、お酒も飲んだことないです。
なので、どんなお味なのかとても楽しみ!
今年の蔵開きは、JR東海の「さわやかウォーキング」に組み込まれています。
健康的!
そして、もう一つの楽しみは、「BABYMETAL」DEATH!
たまたま、この山田酒造さんの銘柄の一つ「最愛(さいあい)」と、ベビメタの「MOAMETAL」こと「最愛(もあ)」ちゃんの漢字が同じだったため、メイトさんの間で知られた存在となっています。
遠方から買いに来られる熱心なメイトさんもいるそうDEATH!
そして、メイトさんが持ち込んだのか、酒造さんが自ら飾っているのかわからないけど、ベビメタグッズが増えていってることも話題w
山田酒造さんの法被着た男性たちが、ベビメタのライブにも来ているそう笑
隠れメイトの私としては、楽しみにしている蔵開きです!
お猪口買いたい!!
2017.3.4 sat 行ってきました↓
sake-life.hatenablog.com
金虎酒造 3/11(土)
名古屋市北区にある酒蔵さんです。
地下鉄名城線「ナゴヤドーム前矢田」下車。
地下鉄で行けるのは、良いですね~。
金虎酒造株式会社
試飲と蔵見学が、名古屋市交通局がやってる「駅ちかウォーキング」に組み込まれています。
www.kotsu.city.nagoya.jp
高岳まで歩くのか。。距離あります。
ウォーキングには参加せずに、自転車で行ってこようかな笑
近いので。
お酒のお味は、しっかりした味の旨味辛口。
食中酒に良い感じのお酒のイメージ。
お燗も美味しいです。
酒蔵開き * 神の井 & 鷹の夢
先週日曜、2月26日に、名古屋市緑区大高町にある酒蔵2つの蔵開きに行ってきました!
神の井酒造
まず、最初に行ったのが、「神の井」さん。
神の井 酒造株式会社
JR大高駅から徒歩約10分くらいのところにあります。
江戸時代末期(1856年)に創業し、尾張名古屋・大高の地で百五十余年、酒造りをされている老舗蔵です。
「神の井」、名前の由来は、
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)東夷平定のみぎり、大高の地に立寄り、氷上姉子神社の宮簀媛命(ミヤスヒメノミコト)に草薙の剣(三種の神器の一つ)を預け伊吹山に向かわれ、伊勢国で亡くなられました。
宮簀媛命は日本武尊の御遺志を重んぜられ、熱田神宮を構え、御奉されました。
この熱田神宮の御斎田を三代目当主久野友一が御寄進させて頂いた御縁に由り、御神井の水の如きであることから「神の井」と命銘させて頂きました。
- 神の井HPより引用 -
橋を渡って行く時に、川の向こうに見えるのですが、想像していたよりも、大きい!
酒蔵っていうか、工場みたいだな~と思いながら、正面に回ると、こちらは酒蔵っぽい感じでした。
酒樽とか杉玉があると、一気に酒蔵感がマシマシですね!
中に入り、ちょっと狭い通路を行くと、ひらけたスペースに出ます。
二年かけて、丁寧に作られた粕漬(奈良漬け)が販売されていました。
一袋、¥1000。
試食させてもらうと、歯ごたえも良く美味しくて、とても心ひかれましたが、一人暮らしの私には、ちと多いので、断念。。
酒蔵見学もできたのですが、今回は外から除くだけにしました。
並んでいる人が多かったので、遠慮しました。。
去年行った、「白老 澤田酒造」さんは、昔ながらって感じの器具が多かったのですが、こちらは近代的な印象を受けました。(外から覗いただけですが。。)
ハイテクな感じ。
試飲会場は、列に並んで、順番に飲むスタイル。
後ろがつかえているので、ちょっと忙しない感じでした。
次に次にと飲むので、どれがどれかよくわからなくなっちゃった。。
11時に行ったから、一番人の多い時間帯だったのかもしれないですね。
でも、遅いとなくなったお酒とかもあったみたいだから、買うのがメインの人は早め、酒蔵見学がメインの人は遅めが良いと思います!
お味は、全体的にすっきりしてて軽快で、香りもよいお酒の印象でした。
しぼりたて純米を買ってきたので、そちらの紹介とともに、また記事を書こうと思います!
鷹の夢 山盛酒造
そして、その次に向かったのが、「鷹の夢」さん
鷹の夢 山盛酒造株式会社
明治20年(西暦1887年)、江戸時代築造の酒蔵を譲り受けて、大高にて創業。
先ほどの「神の井」さんから、徒歩5分弱くらいのところにあります。
中に入ると、
お米や精米歩合についての説明があったり、
蔵で作られる銘柄の展示があります。
この蔵開きの日には、「しぼりたて」の本醸造、純米、にごりの3種類しか販売していませんでした。
でも、作っている銘柄は、こんなにあるんですね~。
またいつか飲んでみたい!
順路としては、「試飲・販売会場」を抜けると、出口です。
でも、その前に、お酒が飾ってある所を、もう少し奥に進むと、たこ焼きとカラ揚げが売ってました!
長机と椅子を用意してくれていて、買ったお酒と飲み食いできる場所になってます。
昼時だったのもあって、賑わっていました!
写真がなくて、すみませんです。。
写真がないのは、、飲んだくれてしまったということです笑
偶然、知り合いご夫婦にお会いして、合流し、楽しくお酒を飲んでいたら、写真忘れてた 苦笑
ともあれ、今回も酒蔵開きを満喫できて、楽しかった~!
今週末は、「さわやかウォーキング」がてら、弥冨まで行ってきます!!
吟醸、特別、本醸造?日本酒の名称あれこれ -2
続きです。
「特別純米」、「特別本醸造」、「特別」ってなんだ?
これですよ、私も疑問に思ってたややこしい単語、「特別」。
何が特別なのか??
「蔵の中で特別」であるかないか。
例えば、「他のお酒とは、違う酵母を使用している。」、「他は機械絞りだが、袋吊りで絞っている。」等々。
なにか「特別」な工程を経ているお酒だったりするそうです。
そして、またそれとは別に、「特別純米」、「特別本醸造」とする理由があるようです。
その前に、まずは、これまでご説明した、日本酒の特定名称をおさらい!
純米系
特定名称 | 精米歩合 | 原材料 |
---|---|---|
純米 | 規定なし | 米・米麹 |
特別純米 | 60%以下または特別な醸造方法 | 米・米麹 |
純米吟醸 | 60%以下 | 米・米麹 |
純米大吟醸 | 50%以下 | 米・米麹 |
本醸造系
特定名称 | 精米歩合 | 原材料 |
---|---|---|
本醸造 | 70%以下 | 米・米麹・醸造アルコール |
特別本醸造 | 60%以下または特別な醸造方法 | 米・米麹・醸造アルコール |
吟醸 | 60%以下 | 米・米麹・醸造アルコール |
大吟醸 | 50%以下 | 米・米麹・醸造アルコール |
この表を見ると、「特別」ってつくのと、「吟醸」って、精米歩合が同じじゃない?
そう、同じなんです。
どちらを名乗っても、よいのです!
では、なにゆえ、違うのか?
「方向性の違い」とも言われています。
向かっている、酒造りの方向が違うんですね。
吟醸酒は、一般的に香りが高く、華やかでキレイなお酒。
純米酒は、旨みたっぷり、骨太ボディなイメージ。
60%以下の精米歩合であっても、純米酒の味わいを、あえて残して造り、「純米」のイメージで飲んでもらえるように、「特別純米」と記載されるそうです。
「方向性」、「イメージ」を大事にしたい、造り手の思いですね。
以前、ご紹介した「酉与右衛門(よえもん)」にも、「精米歩合55%」だけど、「特別純米」ありましたしね。
面白いですよね〜。
でも、ややこしさの原因でもありますけどね 笑
人の心が入ってくるから、ややこしいのかな〜とも思います。
でも、だからこそ、日本酒は面白いのかもしれませんね!
例えるなら、グラビアアイドルですよ、純米酒は。
瑞々しさと、若さ溢れる荒々しさ、ワイルドさを持つ、グラビアアイドル。
吟醸酒は、そこから、ちょっとステップアップ。
ちょっと名が売れてきたタレントの、キレイめなグラビア。
大吟醸にいたると、売れっ子女優のグラビア、っていうかもはや、ポートレート。
キレイで、アートな、写真です。
だが、しかし、売れっ子、大女優といっても過言がないタレントが、あえてやるグラビアが、特別純米って感じです。深田恭子さんとか。
女なので、グラビアにさほど、思い入れはないですが、思う存分そこでも頑張れ!特別純米!
あと、バラエティーにも体当たりで真剣に挑む、木村佳乃さんなんかも特別純米だなって思うw
つまりは、ただのキレイ系じゃない骨太さがある感じです。
私の個人的な見解ですが。
ちょっと、横道に逸れましたが、蔵や造り手によって、目指すお酒の方向が違うということも、名称に影響するようです。
最後にお酒のタイプ、特定名称別の一般的な分類表を、載せますね。
もちろん、日本酒の幅、深さ、広さは、このような表に全部が一致するわけはないです。
あくまでも、目安として、見ていただければと、思います。
今回、いろいろ調べて、記事を書いて思ったことは、何気なく見ていたラベルにも、日本酒には造り手の思いが、記されているんだなってことです。
今まで、あんまり考えて、ラベル見たりしなかったけど、これからは、ちょっと造った方々の気持ちも想像しながら、お酒を楽しもうと思います!
今日は、酒蔵開き、そのあとの2〜3次会が、パンチきいて、ちょっと今日はもうダウンです。。
楽しかったけど笑
酒蔵開き、レビューは、明日。
吟醸、特別、本醸造?日本酒の名称あれこれ -1
「特別純米」とか、「大吟醸」、「本醸造」など、日本酒のラベルには、いろいろ名称がついています。
これらは日本酒の「特定名称」といいます。
お酒の造り方かなんかで、分けているんだろうな〜ということは、わかります。
でも実際には、何がどう違うの??って思いますよね。
私自身も、ふわっとした感じでしか知らず、細かい決まりとかは、わからない。。
というわけで、今回 調べて、ざっくりとまとめていきます!
「純米」と「本醸造」の違い
「純米」と表記のあるものは、米と水と麹のみで造られています。
純粋に米で造られているわけですね。
「純米酒」、「特別純米酒」、「純米吟醸酒」、「純米大吟醸酒」と書かれているものがそうです。
「純米」の記載がないものは、「醸造アルコール」が添加されています。
“アル添酒”ともいいます。
「本醸造酒」、「特別本醸造酒」と、「純米」の記載がない「吟醸酒」、「大吟醸酒」がそうです。
「醸造アルコール」とは? なんで入れるの?
「醸造アルコール」は、一般的には、糖蜜やとうもろこしを発酵させたものを、連続式蒸留機で、何度も蒸留して、純度を高めて精製されたものです。
まあ、焼酎みたいなものですね。
化学的にはエタノール(エチルアルコール)と呼ばれる物質です。
メチルでは、ないですよ!笑
では、なんのために入れるのか?
第一の目的は、「風味を整え、香りを高める」など、香味調整のために行われます。
「醸造アルコール」には、癖のある匂いや味がないため、添加すると軽快さが増し、スッキリとしたキレのあるお酒になります。
純米酒は甘味があり、濃い味のものが多いのに対し、「醸造アルコール」を添加したお酒は、辛口のスッキリしたものが多いようです。
そして、「防腐効果」もあります!
もとは、江戸時代から始まった技法「柱焼酎」が発祥。
「醸造アルコール」(当時は焼酎)を添加し、アルコール度数を上げて、腐りにくくしたのです。
冷蔵庫などない時代、お酒の品質を 安定させるための知恵だったのですね。
「醸造アルコール」を添加するというと、良いイメージを持たない人もいると思います。
しかし、戦後に横行したような、質の悪いお酒とは別物と思ってください!
「本醸造」と記載されているお酒には、「米の重量の10%以下」しか添加されていません。
「酒の重量」ではなく、「米の重量」ですよ!
かなり少ないですよね!
最初に上げたように、現在の酒造りにおいては、「香味調整」としての役割や、意味合いが大きいそうです。
今は冷蔵技術も進歩しまくって、「防腐効果」は対策できますしね。
「吟醸」、「大吟醸」って、なにが違うの?
簡単に説明すると、「精米歩合」の差です。
「精米歩合」は、「玄米を削り、残った部分の割合」です。
「精米歩合60%」だと、玄米を40%削って、60%残ってるということです。
「吟醸」は、「精米歩合60%以下」
「大吟醸」は、「精米歩合50%以下」
大吟醸は、半分以上もお米を削っているのですね〜、贅沢。
なぜ、削るのかというと、早い話が、美味しいお酒になるからです。
お米の回りには、「たんぱく質」、「脂肪分」、「ビタミン」などが多く含まれます。
これらは、食用として食べるには、旨みとなり、美味しくいただけますが、お酒造りには、「雑味」になってしまうのです。。
お米の中心、「心白」には、多くのデンプンが含まれ、それこそがお酒造りに重要!
磨くことで、輝きを増すわけですね〜。
ちょっと長くなってきたので、続きは、次回に持ち越します。
キリが悪くて、ごめんなさいよ。
でも、明日は、神の井【尾張名古屋 大高の地酒】と、鷹の夢 山盛酒造株式会社 | 名古屋の地酒 清酒タカノユメ 山盛酒造株式会社の酒蔵開きに行くので、早寝します!
楽しみです♪
今宵の一本 * フルーティで華やか「小左衛門(こざえもん)」
今宵の日本酒は、2/12(日)の蔵開きに行ってきた、岐阜県瑞浪市にある「中島醸造」さんのお酒です!
もう、10日前か。。筆が遅くて、いかんぜよ。。
蔵開き当日は、地元のふれあい祭りと、同時開催なのもあって、とても賑わっていましたよ!
この日は、蔵の中を見学することはできませんでしたが、新酒をその場で生詰め販売をしてたり、いろんな種類のお酒を試飲できたりで、楽しめました♪
蔵見学自体は、土日祝以外の日に、予約制で受け付けているみたいです。
詳しくは、ホームページにてご確認ください。
http://www.kozaemon.jp/rest.php
小左衛門 しぼりたて生原酒 中汲み 特別純米
特別純米ということですが、精米歩合55%ということで、吟醸でもおかしくないお酒です。
この辺もまた、いずれ別に書こうと思います。
中島醸造株式会社
創業1702年。
300年以上続く、老舗蔵です。
先週紹介した「大いばり」の若葉さんから、400mほどの離れた場所にあります。
ご近所さんですが、お酒の味、タイプは全く違います!
お水なんかは、当然同じ水脈からだろうと思いますが、蔵の目指す方向性が違うんでしょうね~。
面白い。
続きを読むおつまみ * 鶏むね肉のパン粉焼き
ちょっとずつ、暖かくなってきているようなこの頃ですね。
でもまだまだ、油断すると寒くなって、体調を崩しやすい季節ですから、気をつけましょう〜!
今日は、お酒のおつまみにも、お弁当のおかずにも良い、簡単メニューをご紹介します!
「鶏むね肉のパン粉焼き」サクサクです!
手が込んでそうに見えますが、意外に、簡単にできますよ♪
切って、まぶして、焼くだけですから笑
まずは、鶏むね肉を一口大に、そぎ切りにします。
そこに、塩コショウを振っておきます。
お肉にまぶすパン粉を用意します。
- パン粉 大さじ3〜4
- ブラックペッパー 少々
- 塩 少々
- タイムやオレガノなどのハーブ お好みで足してください
生でタイムを買うと、使いきれないので、いつも冷凍保存してます!
香りも乾燥のものより、しっかり残っているので、おすすめです♪
ハーブ入れるのが、面倒でしたら、クレイジーソルトや、マジックソルトみたいに、最初からハーブが入っている塩などを、使っても大丈夫です!
私は個人的にチーズが好きなので、粉チーズ小さじ1弱も加えてます。
そして、それらをビニール袋に入れちゃいます!(最初から袋でも、もちろんOK!)
全体的に混じるように、振ってください。
そこに、お肉を入れます。
揉み込んで、パン粉がお肉全体に、混じるようにしてください。
こんな感じになったら、OKです。
お肉一つ一つに、パン粉が付いている状態。
続きを読む辛口って、なんだ!?
「辛口の日本酒が好き。」
「やっぱり日本酒は、辛口だよね〜。」
日本酒が好きな方も、そうでない方すら、よく耳にする言葉ですよね。
辛口
これ言っとけば、お酒よく知ってるような雰囲気がありますよね 笑
かくゆう私も、よく使ってました。。苦笑
もともと、日本酒は好きだけど、そんなに色々な銘柄は、飲んだことはなくて、知らなかったし、よくわかってなかったんですよね。
日本酒の広さや、奥深さが。。
もちろん!色々飲んだ上であえて、「辛口が好き!」って方もいると思います。
そこは好みですからね!
お酒は趣向品。
私も辛口系といわれるタイプも好きです!
でも、旨み濃い目、かつ酸味も立つお酒が一番好みかな~♪
でも、なんなの?辛口って?!
そもそも日本酒は、水と米で造られています。
辛味成分なんて、何も入っていないんです。
塩辛いとか、唐辛子や生姜のようなピリピリした辛さは、感じないと思います。
だって、入ってないんだもの。
日本酒は、基本的に甘いお酒なんです。
お米のデンプンを麹(こうじ)が醸して糖にし、その甘い糖を使って造るお酒なのですよ。
まあ、それはビールやウィスキーなどでも同じなんですけどね。
では、日本酒の辛いって、なんだ?!って考えると、刺激なのかな〜と思います。
度数の高いアルコールからくる刺激や、酸味のすっぱさ、発酵由来の発砲感、あと、醸造アルコール添加のスースーするミントみたいな刺激。
ガツンとくる刺激を、辛口と言う人が多いようには思います。
中には、甘さがとにかくなくて、あまり旨みもなく、サラッサラッで、水のごとくスイスイ飲めるものを、辛口っていう方もいます。
正直、そんなに甘いのが嫌なんだったら、焼酎を飲んだ方がいいんじゃない?!って思ったりもします。。
焼酎も好きだけどねw
そう!甘味は、旨味でもあるんです!
これは、日本酒がメインのお店のマスターに言われたんですけど、「甘味がないと旨味もなくなるよ。」。
確かにそうだなと思います。(今はw)
お料理とかでも、甘味はコクを出し、旨味をもたらせてくれますよね。
アジアの料理に多いのかも。
日本や韓国はもちろん、タイ料理とかも、お砂糖を加えますしね。
逆に西洋料理は、デザート以外はあんまり砂糖を足さないイメージですね。
日本酒の甘辛の目安
一つの目安として、「日本酒度」ってのがあります。
物理的に、日本酒の糖度を図った値です。
「日本酒度計」という器具があり、お酒の中に入れて計ります。
図を作ってみましたが、伝わるかな・・
ようは、浮力を使った計器です。
糖度が高いと浮いていきます。
真水よりも、塩分濃度がある海水の方が、体が浮きやすいのと同じ原理です。
液体の中の濃度が高いと、ものは浮いていくわけです。
なので、糖度が高くて、計器が浮き、マイナス(ー)の値になるほど、甘いお酒となりますね。
続きを読む今宵の一本 * 穏やかな辛口「若葉 大いばり」
今宵の日本酒は、先週日曜に蔵開きに行ってきた、岐阜県瑞浪市にある蔵元、「若葉」のお酒です。
蔵開きは賑わってて、楽しかった〜!
ワイワイしながら飲むお酒は、美味しいですよね♪
今夜は一人で、まったりと家飲みですが 笑
大いばり 無濾過生原酒 特別本醸造(赤)
青い外枠の「青ラベル」と 呼ばれるものもあるそうです。
そちらは、「本醸造」ではなく、「純米」らしいです。
-3℃の冷蔵庫に保管され、たぶん来月出荷かと思います。(推測)
蔵開きの時は、(赤)しかなかったです。
「本醸造」だからかな?
ちなみに、「本醸造」とは、「醸造アルコール」が添加されているお酒です。
そちらは、また別記事にて、まとめようと思います!
若葉株式会社
若葉酒造は元禄年間創業、300余年続く老舗蔵。
かつてこの瑞浪市の辺りは、大萩・細久手と、二つの宿場があり、かなり賑わっていた地域。
酒蔵も多くあったようですが、今はほとんどがなくなってしまったそうです。
すぐ400mほどのところにも、中島醸造さんがありますが、瑞浪市には蔵元はその2軒のようです。
建物も、昔ながらの佇まいで、良い雰囲気でした。
ザ・酒蔵って感じで!
蔵元の社長さんは経営だけではなく、自ら杜氏としても酒造りをされています。
自分自身も、造る側に積極的に関わっていく!
個人的に、好きです。
そういうまっすぐ行動していく感じ。素敵。
続きを読む日本酒に合うおつまみ * 「クリームチーズ」を使って簡単アレンジ3品
日本酒は、色々な味や香りを持つ、タイプの違った銘柄がたくさんあり、料理に合わせて選ぶことができます。
それはそれで、とても素晴らしいことだし、料理を考えてお酒を選ぶのは、楽しみの一つではありますが、逆に、どんなタイプの日本酒にもあう食材もありますよね!
いろんなタイプの日本酒に合う万能選手!
個人的な趣向があると思いますが、私の中での万能選手は、「クリームチーズ」!
酸味があって爽やかな風味、匂いがひかえめで癖がなく、後からゆっくりとやってくる旨み。
お酒に寄り添う、伴走者のような存在ですね〜。
美味しく、楽しく、酔いどれ街道を共に行ける、穏やかな良き友人的ポジション 笑
アレンジの仕方で、さらにマッチングします!
今日は、3つのアレンジを紹介しますね♪
おかかがけクリームチーズ
まずは、一番お手軽、簡単なアレンジ♪
1〜1.5cm角に切ります。
かつお節にお醤油を数滴たらし、混ぜます。
お好みで、ごま油も2〜3滴たらすと、香ばしく、コクが増して良いですよ〜。
混ぜたら、あとはクリームチーズに上からかけるだけ 笑
シンプル イズ ベスト!
簡単でシンプルだけど、美味しいんですよ!これが!
かつお節の香ばしさと旨みが、クリームチーズの旨みと酸味に合うんですよ〜。
この前アップした、酉与右衛門(よえもん)のお供はこのおかかクリームチーズでした 笑
まだまだ、いくよ!
続きを読む酒蔵開き * 小左衛門 & 若葉
今日はいつもの週末よりも、ちょっと早起きしました。
いつもは、朝が弱くて、平日の仕事がある時でさえ、わかっているけど、なかなか布団から出られず、グズグズしてしまう私なのですが、今日はスッキリ、バッチリ、7:30に起きられました!(いつもは平日も、8:30頃起きています。。お恥ずかしい。。)
楽しみがあると、人は目の覚め方が違うんですね!
本日、岐阜県瑞浪市土岐町に、「小左衛門 中島醸造」と「若葉」の蔵開きメインのイベント、「猿子村ふれあいまつり」に行ってきました。
高校のブラスバンドとか、チアリーダー部、大道芸、フリーマーケットなど、町内主催の地域密着型イベントです!
毎年、この時期にあるそうですよ。
JR瑞浪駅から、徒歩約10分くらいかな。
こちらの祭りに組み込まれている、蔵開き。
蔵開きが先にあって、祭りになったのかもしれませんが、どっちが先かはよくわかりませんでした 笑
とにかく、私の目的、メインは、この蔵開きです!
まずは、「中島醸造」
こちらは、入場料無料、試飲もできます♪
中の試飲会場は、並んで入り、賑わっていました!
すぐ隣に、お酒の販売コーナーもあり、試飲して、すぐ買えるのは良いですよね。
ただこの後も、もう一つ蔵があることを思うと、持って歩くのが重いので、一度外に出てしまいました。
買うお酒はこの時、もう決めてはいたんですけどね。
小左衛門のお酒の印象は、フルーティで、やや甘めのものもあれば、熱燗に向くような、クリアで香り強さが控えめのお酒もあって、いろんな引き出し持ってるな〜!と楽しくなりました♪
以前、夏吟を買ったことがあるんですけど、その時の印象は、フルーティさよりもお米の香りがふんわり香る、旨みのあるクリアなお酒。
今回試飲したお酒の中には、華やかな香りのものもあり、いろんな銘柄を飲んでみたいなって思わされました。
続きを読む今宵の一本 * 酸味が旨みを引き出す「酉与右衛門(よえもん)」
この週末は、一段と寒い。。
日本海側は、雪が凄いみたいですね。
名古屋でも、みぞれっぽい雪がチラチラと降ったり、止んだりしています。
こんな日は、熱燗がポカポカと、体暖まって良いですよね〜!
なので、今日は熱燗でも美味しい日本酒を紹介します♪
酉与右衛門(よえもん)無濾過 備前雄町70%精米 生原酒
本当は、「酉与」は一文字なんですけど、変換で出てこないので、二文字で表記しました。
昔の字なのか、創作漢字なのかな?
名杜氏であったご創業者の名前からつけられた銘柄名だそうです。
川村酒造店
三大杜氏集団の一つ、「南部杜氏」の本拠地として有名な岩手県花巻市石鳥谷町にある酒蔵さんです。
以前は、町内にも他に3つほど酒蔵があったけど、現在ではこの川村酒造店さんのみが残ってるだけだそうです。
南部杜氏系の日本酒の個人的なイメージは、香りが華やかで、豊かな旨み、穏やかな酸味なのですが、こちらの川村酒造店さんの目指すお酒は、ちょっと違う!
南部杜氏の地元で、なかなか個性的なお酒作りをされています。
それが、厳しい日本酒造の中で、生き残っていけている理由なのかもしれませんね。
社長である川村さん自身も、方向性をどうするか、色々悩んだと思います。
蔵の方向性を決めかねていた時期に出会ったのが「秋鹿」と「凱陣」です。
自分の蔵が東北に在り、その枠に囚われていた概念を、ぶち壊してくれた素晴らしいお酒です。
南部杜氏が大勢いる地元で「おたくの酒は酸っぱいからなー」と、批判されつつも今日まで造り続けられたのは、彼らの存在抜きに考えられません。
確かに!秋鹿も酸味が立ち、旨みを引き出すようなお酒です。
また、秋鹿もいつかアップしたいです!
今回、何種類かある中から、迷いつつ、「備前雄町70%精米の生原酒」にしました。
お味の方は、香りは控えめ、キリッとした酸味が旨みを引き立たせる感じで、雑味のない透明感のあるキレイなお酒といった印象です。
生原酒ということもあり、フレッシュ感もあり、美味しい〜!
ほのかに感じる苦味もまた、アクセントになって良いです♪
食事を邪魔しないだけじゃなく、お料理の美味しさをさらに引き出してくれそうなお酒です。
食中酒に良いですね〜。
今日は、クリームチーズと一緒にいただきました♪
合うよ!美味しい〜!!
原料米は、「岡山県産 雄町」100%
濃厚でコクのある味わいが特徴です。
「オマチスト」と呼ばれる人たちがいるくらい、日本酒好きの間では、有名かつ、人気の高いお米なんですよ。
いずれ、酒米についても、詳しく載せたいです!
続きを読む生酒、生詰め、生貯蔵?生ってなんじゃろ?
日本酒には、独特の単語や、言い回しがあって、正直、聞いたり、調べたりしないとわからないことがあります。
ここでは、疑問に思って調べたこと、知って面白いなって思ったことなどを、備忘録的にアップしていこうと思います!
最近、日本酒をよく飲むようになったし、ちょっとわかった気になってたわけですが、友達に、「生酒って何が違うの?」って聞かれ、「火入れしてないってことだよ。」と答えたものの、ラベルとかをよくよく見ると、生酒、生生、生貯蔵、生詰めとか色々ある。。
そこで、調べてみました!!
生酒と、表記されていないお酒の違いは、「火入れ(加熱処理)」をしているか、していないかです。
それは、日本酒好きの方なら、多くの方が知ってると思います。
単語自体からも、想像できますね。
ちなみに、この間アップした「多賀治」は、生原酒です。
火入れしてません。
原酒は、加水をしてないお酒です。
通常のお酒は、ちょうど良い濃度になるよう、お水を加えられています。
まあ、それは焼酎などでも同じですね。
通常の日本酒は、15%以下のアルコール度数ですが、原酒だともう少し度数が高いです。
何のために火入れをするのか?
日本酒は、米、水、麹(こうじ)を使って、発酵させて造られています。
そこでできる「醪(もろみ)」(お米がまだ残り、甘酒みたいにドロッとした液体)を絞って、私たちが飲んでいる日本酒となるわけです。
でも、絞っただけだと、まだお酒の中に発酵を進める菌が残り、発酵を続けてしまうんです。
糖をどんどん、アルコールに変えていってしまうんですね〜。
「今が一番飲み時!最高に美味しいー!」と絞っても、発酵が続いてしまっては、味がどんどん変わってしまうわけです。。
お客さんの手元に届き、飲む頃には、味が変わってしまっていたら、造る方も、飲む方もがっかりですよね。
そこで、 「火入れ(加熱処理)」をして、殺菌し、発酵を止めるんです!
そうすることによって、美味しい状態を保ち、保存期間を長くすることができ、安定した生産ができるのです。
続きを読む今宵の一杯 * 山形を代表する4つの蔵元が結成!「山川光男 2017 ふゆ」
今日は時々行く、居酒屋さんでの一杯♪
この時期、限定のおすすめの日本酒です!
山川光男(やまかわみつお)2017 ふゆ
なんだか人の名前みたいで、面白いネーミングですよね 笑
こちらのお酒は、山形県の4つの蔵元が結成して、造られています。
なので、その4つの蔵の銘柄から、一文字ずつ取って名づけられたそうです。
「山形 政宗」「楯野川」「東光」「男山」
そうそうたる山形を代表する銘柄が揃っております!ゴージャス!
「シュッ、シュッ、シュッ!」
見事なシュプールを描いているのは…
山川光男ではありませんか!
今期第一弾のフレッシュな生酒ができました。
一滴もこぼさずにお届けしようと、
酒造道具で巧みに滑っていますね。さすが迷杜氏です。
それではまたごきげんよう。
ラベルの裏面の説明もまた、ユニークですね 笑
名杜氏じゃなくて、迷ってところが、また面白い~w
続きを読む酒蔵開き * 白老 澤田酒造
「酒蔵開き」、「酒蔵開放」行かれたことありますか?
酒造さんが蔵を開放して、普段は入ることのない酒蔵の中を見学できたり、試飲会が行われたりする、酒蔵イベントです。
ちょうど今の時期、2~4月にかけて開催されることが多いです。
流通される前の原酒が飲めたり、蔵開き限定酒が買えたり、酒造さんによっては、ライブや家族向けのイベントなんかもあったりして、楽しめますよ♪
愛知県常滑市にある「澤田酒造」さんも、今月、2月25日(土)、26日(日)に、酒蔵開放イベントがあります!
私は去年、参加しました!
入場料500円で、お土産付き♪
先着何名までかはわからないですけど、常滑焼のぐい飲みがもらえます。
去年は、日曜日に行ったからか、ぐい飲みはもうなくて、日本酒の小瓶をいただきました。
ぐい飲みが欲しい方は、土曜日に行かれることを、お勧めします!
新種のお披露目や、蔵開放限定品も紹介されています。
あとで、どれを試飲しようかここで、じっくりと説明を読むのが良いでしょう。
試飲会場はごった返してて、そんなゆっくりしてられないから笑
この日は、蔵の中を見学することもできます。
ちょっとしたアトラクションみたいで、楽しいです♪
続きを読む